通貨強弱チャート|主要8通貨ランキングと政策金利見通し 2026/10/15

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前日の通貨強弱

順位通貨前日比前日順位
1USD+0.22%8位
2JPY+0.22%7位
3AUD+0.08%5位
4CAD+0.07%1位
5CHF-0.07%6位
6NZD-0.10%2位
7EUR-0.16%3位
8GBP-0.25%4位

相場データ:2026/10/14。8通貨全体に対する相対変化。順位は丸め前の値で判定しています。

ドルと円の同時上昇と対欧州通貨での動き

2026年10月14日の8通貨強弱では、前日8位だったUSD(+0.22%、丸め前+0.220%)と前日7位だったJPY(+0.22%、丸め前+0.216%)が揃って上位1・2位に浮上しました。
3位にAUD(+0.08%)、4位にCAD(+0.07%)が小幅なプラスで続き、マイナス圏はCHF(-0.07%)、NZD(-0.10%)、EUR(-0.16%)、GBP(-0.25%)の順となっています。

USDが他の7通貨すべてに対して上昇し、JPYもUSDを除く6通貨に対して上昇した一方、GBPは全7通貨に対して下落し、EURもGBPを除く6通貨に対して下落しました。

このようにUSDとJPYが他通貨に対してほぼ同じ強さで上昇したため、両通貨を組み合わせたUSD/JPYの終値変化は前日比+0.004%(+0.006円)の158.31とほぼ横ばいに留まりました。
ドル高が全般に進行したものの、ドル円の当日高値158.945からの戻り売りは、円高方向の値動きと理解できます。

ドル円の値動きと日米10年債利回り・時間軸の比較

USD/JPYは終値ベースでは前日終値(158.304)からほとんど動かなかったものの、日中は安値158.042から高値158.945まで0.903円の値幅を伴い、直前5営業日高値(158.75)および月間高値を一時更新した後に押し戻されて引けました(直近5営業日レンジ内での終値位置は55.6%、当日レンジ内では29.7%)。

名目長期金利の動きを個別に確認すると、米10年債利回りは前日比-2.3bpの5.194%(高値5.329%から終値5.194%へ低下)、日本10年債利回りは前日比-0.7bpの2.997%(高値3.051%から終値2.997%へ低下)とともに低下しました。
米国側の利回り低下幅が日本側を上回ったことで、日米10年債利回り差は前日比-1.6bp縮小して219.7bpとなっています。

株式・変動率および主要市場との横断的な位置づけ

周辺市場に目を向けると、株式市場ではS&P500(CFD)が前日比-1.16%の7716.23、日経225(CFD)が前日比-2.38%の66323.0と揃って3日続落し、ともに直前5営業日安値を下回って引けました。

米国株の予想変動率を示すVIXは前日比+1.60(+10.48%)の16.87へ3日続伸し、直前5営業日高値(16.46)を上抜けましたが、月間高値(17.59)の内側かつ年初来レンジ(13.8〜35.3)の低位から中位圏での推移にとどまっています。
また、ドル指数(DXY)が前日比+0.31%の102.528へ反発するなかで、ドル建て資産であるGOLD(-1.35%の4105.03)やBTCUSD(-1.97%の81766.35)は下落し、BTCUSDはナスダック総合指数(-1.88%)とも同方向の下げとなりました。

なお、独自の円相場指標である円指数(JXY)は前日比-0.01%の63.1524とほぼ横ばいであり、8通貨強弱におけるJPYの上昇(+0.22%)とは見え方が異なる点も併せて押さえておく必要があります。

短中期の通貨強弱


主要8通貨の短中期通貨強弱チャート(2026-10-14)

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短中期の水準順位と20営業日・5営業日の変化

2026年7月23日を基準(100)とする短中期チャートでは、累積指数水準でJPYが104.24と首位を維持しており、基準値の100を上回るグループとしてAUD(100.80)とUSD(100.73)が僅差で続いています。
一方、100を下回るグループはGBP(99.82)、CAD(99.64)、EUR(98.80)、CHF(98.50)、そして最下位のNZD(97.60)の順となっています。

チャートの累積水準と直近の変化率を分けて観察すると、20営業日変化ではUSDが+1.53%と他の7通貨すべてに対して上昇しており、100近辺から水準を切り上げて2位のAUD(100.80)に迫っています。
対照的にEURは20営業日で-1.21%、5営業日でも-0.26%といずれの期間でも全7通貨に対して下落しており、短中期での下押しが続いています。
また、5営業日変化ではAUD(+0.23%)が全通貨に対して上昇し、CAD(+0.22%)がそれに次ぐ強さを示す一方、20営業日ではAUD(-0.13%)、CAD(-0.25%)ともにマイナス圏にあるなど、1週間前後の反発と1か月規模の方向感には違いが見られます。

首位のJPYも20営業日(+0.20%)と当日1日(+0.22%)ではプラスですが、5営業日では-0.07%と小幅なマイナスであり、高水準を保ちながらも一方向の急伸ではなく揉み合いを交えた推移となっています。

長期の通貨強弱


主要8通貨の長期通貨強弱チャート(2026-10-14)

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長期の累積序列と短中期チャートとの対比

2025年11月4日を基準(100)とする長期チャートでは、AUDが107.75で単独首位に立ち、GBP(101.61)とUSD(100.29)を含めた3通貨が100を上回っています。
100をわずかに下回る中位グループにNZD(99.40)とCAD(99.34)が並び、下位にはEUR(97.44)、JPY(97.34)、CHF(97.23)の3通貨が97台前半で接近しています。

短中期チャートと長期チャートを対比すると、期間設定による位置づけの違いが明確になります。
短中期(7月23日起点)で104.24と首位にあるJPYは、長期(前年11月4日起点)では97.34と7位にとどまっており、夏場以降の円の上昇は長期的な下落局面からの戻りの範囲内にあることが確認できます。

また、GBPは長期では101.61と2位を維持していますが、短中期では99.82と100を割り込み、当日の1日変化でも-0.25%で最下位となるなど足元では上値の重さが目立ちます。
反対にUSDは直近20営業日(+1.53%)の強い上昇によって長期指数でも100.29へと基準値を回復しており、EUR(長期97.44、短中期98.80)は両時間軸を通じて下位圏での推移が継続しています。

中銀フラッシュ

通貨・中銀次回会合利上げ据置利下げ時点
JPY日銀10/305%——10/14
USDFRB10/2833.2%66.8%0%10/14
EURECB10/2918%82%0%10/14
GBPBoE11/0594%6%0%10/14
AUDRBA11/0327%73%0%10/14
NZDRBNZ10/2853.75%42.5%0.4%※
CADBoC10/2836%64%0%10/14
CHFSNB12/1021.8%78.55%0.1%※

取得日:2026/10/15。会合日・データ時点は月/日表示です。
「—」は非公表、または利用可能な値を確認できない項目です。日銀の据え置き・利下げは推定していません。

※ RBNZ・SNB:Polymarketの予測市場価格。価格の基準日時は非公表のため、データ時点は表示しません。合計を100%に補正していません。
RBNZ 情報更新:2026/10/15 07:21(日本時間)。SNB 情報更新:2026/10/15 07:21(日本時間)。情報更新日時は価格の基準日時とは異なります。

次回会合に向けた各中銀の政策織り込み背景

主要8中銀の次回会合に向けた政策確率を見ると、11月5日会合を控えるBoE(GBP)が利上げ94%・据置6%・利下げ0%と突出した利上げ織り込みを示しています。
また、10月28日会合のRBNZ(NZD)は予測市場価格で利上げ53.75%・据置42.5%・利下げ0.4%(合計96.65%、100%への補正なし)と、利上げが据置をやや上回る水準で拮抗しています。

昨日の米消費者物価指数(CPI)が上振れ、ヘッドラインが3.7%、コアが2.6%と、予想を0.1%ずつ上回り、FRBの利上げ確率にも影響を与えています。
昨日の22.7%から、33.2%までの上昇ですが、一時、50%を上回る時間帯もあり、市場にショックを与えました。


数値計算と検証はPythonで行い、検証済みデータをもとにLLMを文章化支援に使用しています。
最終的な分析内容の確認・監修および文責は上野ひでのりが負います。