通貨強弱チャート|主要8通貨ランキングと政策金利見通し 2026/10/28

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前日の通貨強弱

順位通貨前日比前日順位
1AUD+0.28%6位
2NZD+0.21%8位
3USD+0.16%2位
4GBP-0.05%3位
5CHF-0.09%5位
6CAD-0.09%1位
7JPY-0.15%4位
8EUR-0.28%7位

相場データ:2026/10/27。8通貨全体に対する相対変化。順位は丸め前の値で判定しています。

豪ドル・NZドルの上位浮上とユーロの全面安

2026年10月27日の主要8通貨は、前日6位のAUD(+0.28%)が1位、前日8位のNZD(+0.21%)が2位へ浮上し、USD(+0.16%)が3位で続きました。
AUDは他7通貨すべてに対して優位に立つ全面高となり、反対に8位のEUR(-0.28%)は他7通貨すべてを下回る全面安となりました。

USDはAUDとNZDには劣後したものの、欧州通貨や円に対して強含みました。
EUR/USDは前日比-0.44%の1.11252と2営業日続落して直近5営業日安値を更新し、GBP/USDも-0.21%の1.33046と4営業日続落しました。
算術分解上は、EURの弱さとUSDの強さが双方からEUR/USDの下落方向に重なっています。

ドル円の4日続伸と指数・クロス円の構造

USD/JPYは始値157.423から安値157.404、高値157.968を経て終値157.906(前日比+0.31%、+0.491円)となり、4営業日続伸して日足レンジの上位89.0%で引けました。
8通貨強弱におけるUSD(+0.16%)の上昇とJPY(-0.15%)の下落が算術上ほぼ同程度の大きさで重なり、ペアの上昇を構成しています。

指数の独自相場で見ても、ドル指数(DXY)が前日比+0.33%の102.365と3営業日続伸して直近5営業日の高値(102.402)を更新した一方、円指数(JXY)は-0.24%の63.3152と3営業日続落し、当日安値(63.2992)に近いレンジ下位6.4%で引けました。
クロス円ではAUD/JPY(+0.44%の110.899)やNZD/JPY(+0.32%の89.676)、GBP/JPY(+0.10%の210.121)が上昇した一方、最弱通貨のEURを相手とするEUR/JPYは-0.16%の175.681と下落しており、円の対他通貨での弱さと相手通貨ごとの強弱差が並存しています。

他市場に目を向けると、日経225(CFD)が+2.43%の64303.0、S&P500(CFD)が+0.56%の7720.71と続伸し、JXYの下落と日本株高が同日に観測されました。
また、DXYが上昇するなかでGOLD(+1.07%の4059.99)とBTCUSD(+1.01%の80901.75)がいずれも1%超上昇しており、ドル高の換算方向だけでは説明できない独自の買いが貴金属や暗号資産に入っています。

短中期の通貨強弱


主要8通貨の短中期通貨強弱チャート(2026-10-27)

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5日・20日変化の対比と累積指数の上位グループ

2026年8月6日を基準(100)とする短中期チャートでは、10月27日時点でJPY(101.57)、USD(101.26)、AUD(101.13)、CAD(101.01)の4通貨が101台で上位グループを形成しています。
一方でEUR(97.77)とNZD(97.99)は97台後半にとどまり、基準日からの累積水準で下位に位置しています。

直近の期間変化を照合すると、20日変化ではCAD(+1.02%)が全通貨に対して優位に立ち、AUD(+0.84%)やCHF(+0.59%)が続いていますが、5日変化ではJPY(+0.45%)が全通貨を上回る首位となり、USD(+0.30%)とCAD(+0.30%)が並んでいます。
このため、USD/JPYは20日変化で+0.32%(JPYの20日変化-0.61%が算術上の主導側)、1日変化で+0.31%と上昇しているものの、5日変化ではJPYの反発が上回って-0.14%の小幅下落となっており、時間軸によって主導方向が異なっています。

対照的にEURは1日(-0.28%)、5日(-0.64%)、20日(-2.08%)のすべてで8通貨最下位の全面安となっており、短期から中期にかけて一貫した下押しが続いています。

長期の通貨強弱


主要8通貨の長期通貨強弱チャート(2026-10-27)

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豪ドルの単独首位と欧州・円の長期低迷

2025年11月18日を基準(100)とする長期チャートでは、AUDが107.95と他通貨を大きく引き離して単独首位を維持しています。
これにGBP(101.29)、NZD(100.42)、USD(100.04)が100を上回る水準で続いています。

下位ではEUR(96.11)とCHF(96.51)が96台前半に沈み、JPY(98.51)も100を下回っています。
JPYは8月以降の短中期チャートでは101.57と首位に立っているものの、約1年におよぶ長期の累積水準では依然として基準値を回復しておらず、中期的な持ち直しと長期の位置取りに差が見られます。

中銀フラッシュ

通貨・中銀政策金利次回会合利上げ据置利下げ
JPY日銀1.25%10/309%91%0%
USDFRB3.75-4.00%10/286.6%93.4%0%
EURECB2.50%10/299%91%0%
GBPBoE3.75%11/0590%10%0%
AUDRBA4.60%11/0360%40%0%
NZDRBNZ2.75%10/2899%1%0%
CADBoC2.25%10/2895%5%0%
CHFSNB0.00%12/1014%82%2%

各取得先の最新公表値。—は非公表または取得できない項目です。

RBNZ・SNBの見通しはPolymarketの予測市場価格です。合計を100%へ補正していません。

今週から来週にかけて集中する会合と織り込み水準

今回の取得記録では、前回保存観測と比較して10ポイント以上の大幅な確率変化を示した中銀はありませんでした。
現行の政策金利水準は、RBAが4.60%、FRBが3.75-4.00%、BoEが3.75%、ECBが2.50%、BoCが2.25%、日銀が1.25%、SNBが0.00%となっています。

会合日程を見ると、10月28日にFRB、RBNZ、BoC、10月29日にECB、10月30日に日銀、さらに来週11月3日にRBA、11月5日にBoEと主要中銀の会合が集中しています。
直近の織り込み水準(価格基準日10月27日)では、10月28日会合のBoCで利上げ確率95%(前回記録比+4.0ポイント、据置5%)、11月5日会合のBoEで利上げ確率90%(据置10%で横ばい)と高い利上げ織り込みが維持されており、11月3日会合のRBAでも利上げ60%・据置40%(利上げは前回記録比-2.0ポイント)と利上げ優勢の見通しが続いています。

一方、10月29日会合のECBは据置91%・利上げ9%(横ばい)、10月30日会合の日銀も据置91%・利上げ9%(利上げは前回記録比+1.0ポイント)といずれも9割超で据置が見込まれています。


数値計算と検証はPythonで行い、検証済みデータをもとにLLMを文章化支援に使用しています。
最終的な分析内容の確認・監修および文責は上野ひでのりが負います。