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豪ドル米ドルのロング推奨を継続
2月18日の記事でその理由は解説済
豪ドル米ドル自体のチャートから上昇サインを読み取っていた訳ではなく、ファンダメンタルズ主体の解説である。
リスクオフでもなぜか強い豪ドル米ドル。RBAが利上げ否定でも着々と織り込み進む
【追加情報】シカゴ投機筋が買戻しを開始
豪ドルは大幅な売り越しだが、シカゴ投機筋が買戻しに転じたようで、現在の「差引‐84,080枚」が、今後どれくらいのペースで減少するのかにより、上昇トレンドの強さが影響を受ける。
テクニカル分析 ダウ理論とフィボナッチ
ダウ理論
1時間足
2月24日(木)はウクライナ開戦日であるが、株価など他のリスク資産と連動して急落し、0.70943の安値をつけた。
しかし、これは絶好の押し目買いチャンスとなり、以後6営業日にわたり、毎営業日例外なく、高値と安値を階段状に切り上げ、ダウ理論でいう上げダウ(強い上昇トレンド)が継続中である。
ダウ理論で、最も重要な論点は「トレンドは明確な転換シグナルが発生するまでは継続する」であり、現状では明確な転換シグナルが発生する気配はない。
フィボナッチ・リトレースメント
日足
日足のテクニカル分析においては、まだ下落トレンドが継続中である。
フィボナッチ・リトレースメントの引き方
2022年3月4日19時時点で、当日の高値は0.73746であり- 2021年2月25日の高値0.80071が起点100.0
- 2022年1月28日の安値0.69673が終点0.0
- 38.2%の戻り高値は0.73645
- 61.8%の戻り高値は0.76099
- 38.2%の戻り高値0.73645のレジスタンスを受けて上ヒゲを残すのみ
- 125pips単位の重要なプライスの節目0.73750で強いレジスタンス受けている
豪ドル米ドルが上昇トレンド継続の絶対条件とは?
第1段階
- 38.2%の戻り高値0.73645を明確に上抜くこと
- 125pips単位の重要なプライスの節目0.73750を明確に上抜くこと
- ロールリバーサルにより、125pips単位の重要なプライスの節目0.73750を強力なサポートに変えること
第2段階
- 61.8%の戻り高値0.76099を明確に上抜くこと
- 125pips単位の重要なプライスの節目0.76250を明確に上抜くこと
- ロールリバーサルにより、125pips単位の重要なプライスの節目0.76250を強力なサポートに変えること
第1段階、第2段階の条件をクリアーすれば0.8に迫る
2021年2月25日の高値0.80071を追いかける可能性が高い。