【ビットコインFX】ですが、口座開設が完了しました。
すぐに入金して土日のトレードに備えようと思います。
トレード画面の操作方法がまだピンとこないのですが、ポイントだけ教えていだけないでしょうか?
銘柄はbitFlyer【ビットコインFX】だけなので、その値動きに集中して、上昇相場なら押し目買い、下落相場なら戻り売りと、FXと同じ基本的な売買を行うだけです。
FXと多少異なる点があるので、その点だけ説明しますね。
上野ひでのり
目次
トレードは「bitFlyer Lightning」で行う
Webブラウザ上で動作するトレード用アプリ
bitFlyerにログインして、左側のメニューから「bitFlyer Lightning」を立ち上げると、上記のような画面になります。
デフォルト設定では、市場参加者の取引が成立したときに、音が鳴るようになっているのですが、なかなかカッコいいです。
24時間365日、8,200億ドル(94.3兆円)の巨大マーケット(2022年3月1日現在)で、活発に約定を繰り返し、相場が大きく変動している状況が臨場感を伴って迫ってくるので、取り組む前から気分がアゲアゲになりますよ。
最上段のメニューバーを確認すると、デフォルトが「BTC/JPY」になっているので、右に移動して「FX」のプルダウンをクリックします。
「Lightning FX 」の利用に関してマイナンバー登録が必要
すると、「マイナンバーの提出」を求められる画面に遷移するので、指定に従って画像をアップロードしましょう。
提出画像の審査がありますが、すぐに「ビットコインFX(BTC-FX/JPY)」を選択できるようになります。
「ビットコインFX(BTC-FX/JPY)」に入金(資金移動)する
左のメニューバーの一番上にある丸いメニューアイコンをクリックすると、上記のメニューが開きます。
「入出金」を選択します。
暗号資産を含む現金同等物の資産と証拠金を分別管理する
一段目には現在の「資産残高」が表示されており、使用可能な金額が分かります。
この金額の一部をbitFlyer「Lightning FX/Futures証拠金」口座に移動する必要があります。
2段目の「入出金」の画面から、上段の「証拠金口座へ預入れる」に日本円の金額を入力して移動します。
現物でビットコインを保有していれば、ビットコインを評価額で預入れることもできます。
これでトレード開始の準備が整いました。
「ビットコインFX(BTC-FX/JPY)」のトレードを開始する
「ビットコインFX(BTC-FX/JPY)」の売買手数料は無料
bitFlyerでは、現状のところ無料です。
現物の売買には手数料がかかる
これは、「BTC/JPY」の現物を売買するときのトレード画面です。
左側の画面は、いわゆる板情報であり、株式売買のオンライントレードのときに見ているものと同じです。
- 上段は他のトレーダーの「ASK(売りたい価格)」指値
- 中央に「最終取引価格」
- 下段は他のトレーダーの「BID(買いたい価格)」指値
bitFlyerはトレーダー間の売買をマッチングさせるための場を提供しているだけです。
「スプレッド」とは、ASKのBIDの最良執行価格の差分をパーセンテージで表示したものです。
0.01BTCの取引に、「0.000015BTCの手数料」が明記されています。
片道の売買手数料は0.15%という意味です。往復で0.30%かかります。
0.01BTCが50,000円のとき、等価で売買すれば、売買手数料は150円です。
最後に、当然のことですが、ビットコインの現物を保有していない場合には、「売り」ボタンは無効で機能しません。
「ビットコインFX(BTC-FX/JPY)」のトレード画面
現物のトレード画面とほとんど同じなので、念のため、「BTC-FX/JPY」という銘柄(通貨ペア)表示と「維持証拠金率(2倍)」の表示を確認しましょう。
板情報はリアルタイムであっという間に更新されますので、「予想価格」の変動を見ながら、「えいやっ」と思い切って注文を通しましょう。
デイトレードには、指値より成行が向いていると思います。
一日の値幅・利益額の期待値
ビットコイン(Bitcoin)の一日平均変動率、値幅、ボラティリティ【デイトレに必須のデータ】【ビットコインFXのメリット】暴落のときの対処法
「ビットコインFX(BTC-FX/JPY)」で空売りヘッジをしよう!
bitFlyerで、保有ビットコインの全部をヘッジしようと思えば、同額のビットコインを「BTC-FX/JPY」で売り建てれば良いだけです。
2倍のレバレッジが効きますので資金的には十分ですし、当然のこと、そのレートでしっかり固定されます。
「ビットコイン現物買い」と「ビットコインFXの空売り」の売買両建てです。
年に1~2度起こる大暴落のときには有効な手段です。
しかし、ダマシの急落から大暴騰となった場合、ビットコインFXの踏み上げで損切りが必要な目も当てられない状況になりますので、しっかりと相場分析を行ってから、落ち着いて対処しましょう。
暴落の底が見えたら現物をドテン買い
bitFlyer「ビットコインFX」の売り建て分ですが、長く保有するとスワップ手数料がかさみますので、緊急避難的な措置と心得ましょう(長期に下がり続けていれば、その程度のコストは問題ではありません)。
とりあえず、市場参加者の総悲観の暴落の底が見えたら利益確定し、現物の下落分をカバーします。
この時点では、暴落はなかったことになり、ビットコイン現物の下落金額が、ビットコインFXの利益として現金化が可能になります。
売買両建てヘッジを企図した時点での利益を固定したと考えて、ビットコインの現物を含めて全て売却してしまえば、一度リセットされます。
しかし、それではあまりにももったいないので、ビットコインの現物を保有したまま、利益確定の現金を使用し、安値で現物を買い増しするのが良いでしょう。
とは言え、そこが本物の底であれば、ドテンで現物を買い増せば、その後の莫大な上昇益を狙えますが、さらに下げる場合には含み損が増加しますので、よほど自信があるときに限定したほうが良いと思います。
ビットコインは安いときに買うしか儲からないと思っている人が圧倒的大多数だと思いますが、単発の空売りで暴落の下げを取るとか、現物のホルダーの方にはリスクヘッジの手段としてbitFlyer【ビットコインFX】が機能するんですね。
現物買いだけに徹し、安くなったときに買い増していくという方法でも構いません。
しかし、年に1~2度の大暴落を今後も経験していくのは、精神衛生上良くありませんので、ぜひ空売りヘッジの方法はご利用いただきたいと思います。
ドテンで現物を買い増すのも、ビットコイン特有の相場のパターンを覚えれば、さほど難しくはないと思います。
そういう多彩な運用テクニックを駆使できるのが、bitFlyer【ビットコインFX】最大のメリットなんです。
上野ひでのり