通貨強弱チャート|主要8通貨ランキングと政策金利見通し 2026/10/16

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前日の通貨強弱

順位通貨前日比前日順位
1CHF+0.68%5位
2GBP+0.31%8位
3EUR+0.25%7位
4NZD+0.18%6位
5CAD+0.06%4位
6JPY-0.10%2位
7USD-0.31%1位
8AUD-1.04%3位

相場データ:2026/10/15。8通貨全体に対する相対変化。順位は丸め前の値で判定しています。

欧州3通貨の上位独占とドル・円・豪ドルの軟化

2026年10月15日の8通貨強弱では、CHF(+0.68%)が全7通貨に対して上昇し1位となったほか、前日8位のGBP(+0.31%)が2位、前日7位のEUR(+0.25%)が3位に浮上し、欧州通貨が上位3枠を占めました。
対照的に、前日1位だったUSD(-0.31%)は7位、前日2位のJPY(-0.10%)は6位へとそれぞれ順位を下げ、AUD(-1.04%)は全7通貨に対して下落する全面安で最下位の8位に沈んでいます。

ドル相場を示すDXYは前日比-0.51%の102.004と反落し、構成比の高いEUR/USD(+0.56%)やGBP/USD(+0.62%)の反発と方向をそろえました。
ドル建て資産でもGOLDが+1.60%(終値4170.86)、BTCUSDが+0.42%(終値82107.55)とともに上昇し、ドル安方向との整合が見られます。

USD/JPYの深掘り:ドルと円の双方軟化とクロス円の二極化

USD/JPYは始値158.300、高値158.323、安値157.542、終値157.979(前日比-0.331円、-0.21%)と反落しました。
前日に記録した月間・週間高値(158.945)から押し戻され、前日安値(158.042)を下回って週間安値(157.542)を更新したものの、直近5営業日安値(157.516)や月間安値(156.941)は下抜かず、当日レンジの中央付近(レンジ内位置56.0%)で引けています。

8通貨強弱と単一通貨指数の双方から照合すると、当日のUSD/JPY下落の構造が明確になります。
8通貨全体の相対変化ではUSD(-0.31%、7位)とJPY(-0.10%、6位)がともにマイナス圏へ沈みましたが、算術分解ではUSDの下落幅がJPYの下落幅を上回ったことがペアの押し下げ側として働いています。
他方、個別指数ではDXYが-0.51%と下落したのに対してJXYは+0.21%(終値63.2926)と上昇しました。

JXYが上昇しながらも8通貨強弱でJPYが6位にとどまった背景には、クロス円の二極化があります。
対ドル(USD/JPY -0.21%)および最下位の対豪ドル(AUD/JPY -0.92%、終値109.309)では円高が進んだ一方、CHF/JPY(+0.77%、終値191.019)、GBP/JPY(+0.40%、終値209.693)、EUR/JPY(+0.35%、終値177.221)、NZD/JPY(+0.32%、終値88.752)、CAD/JPY(+0.16%、終値111.333)はいずれも上昇しており、円買いは全面的なものではなくドルと豪ドルに対して集中したことが確認できます。

短中期の通貨強弱


主要8通貨の短中期通貨強弱チャート(2026-10-15)

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20日間のドル独歩高と直近5日・1日の調整

2026年7月24日を基準(100)とする短中期チャートでは、累積指数でJPY(104.18)が首位を維持し、USD(100.45)とGBP(100.09)が100を上回る水準で続いています。
これにCAD(99.81)、AUD(99.56)、CHF(99.42)、EUR(99.10)が99台で並び、NZD(97.52)が最下位に位置しています。

期間別の変化率を比較すると、20日間ではUSDが+1.32%で全7通貨に対して上昇する全面高となり、CHF(+1.04%)とGBP(+0.68%)がこれに次ぐ強さを見せました。
この20日間のドル高はUSD/JPYの20日間の上昇(+1.30%)を算術上主導したほか、GBPが8通貨全体で上昇(+0.68%)しながらもGBP/USDが20日間で-0.63%の下落となった主因でもあります。

しかし直近5日間および1日では、20日間で強かったUSD(5日-0.12%、1日-0.31%)と累積首位のJPY(5日-0.19%、1日-0.10%)がともにマイナスへ転じており、5日間のUSD/JPY(+0.07%)は円の下落幅がドルの下落幅をわずかに上回る形で小幅高にとどまりました。
一方でCHF(20日+1.04%、5日+0.49%、1日+0.68%)とGBP(20日+0.68%、5日+0.24%、1日+0.31%)は3つの時間軸すべてでプラスを維持し、逆にAUD(20日-1.37%、5日-0.64%、1日-1.04%)はいずれの期間でも全7通貨に対して下落する一貫した弱さを示しています。

USDとJPYの単日の反落は20日間の方向と逆行しているものの、チャートの累積水準は依然として上位にあり、単日の動きだけで中期のトレンド転換と断定することはできません。

長期の通貨強弱


主要8通貨の長期通貨強弱チャート(2026-10-15)

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長期累積首位のAUDの失速と最下位JPYとの対比

2025年11月5日を基準(100)とする長期チャートでは、AUD(106.45)が首位に立ち、GBP(101.76)、USD(100.04)までが基準値の100を上回っています。
100未満ではCAD(99.50)、NZD(99.30)、CHF(98.00)、EUR(97.65)、JPY(97.59)の順となっています。

長期の累積順位と短中期の推移を照らし合わせると、長期首位のAUDと長期最下位のJPYのねじれが際立ちます。
AUDは長期累積で106.45と2位以下を大きく引き離しているものの、直近20日(-1.37%)・5日(-0.64%)・1日(-1.04%)のすべてで最下位となる調整が続き、7月24日基準の短中期チャートでは99.56と100を割り込んでいます。
反対にJPYは長期累積では97.59と最下位にとどまる一方、7月24日以降の短中期累積では104.18と首位に立っており、時間軸によって強弱の位置づけが大きく異なります。

また、GBPは長期で2位(101.76)、短中期で3位(100.09)と双方の期間で100を上回り、直近1日・5日・20日の変化率もすべてプラスで推移しています。
CHFは長期累積では98.00の6位、短中期累積でも99.42の6位と水準自体は下位にあるものの、直近20日間(+1.04%)および5日間(+0.49%)、前日(+0.68%)と足元の反発が続いています。

中銀フラッシュ

通貨・中銀次回会合利上げ据置利下げ時点
JPY日銀10/306%——10/15
USDFRB10/2828.2%71.8%0%10/15
EURECB10/2912%88%0%10/15
GBPBoE11/0595%5%0%10/15
AUDRBA11/0327%73%0%10/14
NZDRBNZ10/2853.5%42.5%0.3%※
CADBoC10/2830%70%0%10/15
CHFSNB12/1022%78.35%0.1%※

取得日:2026/10/16。会合日・データ時点は月/日表示です。
「—」は非公表、または利用可能な値を確認できない項目です。日銀の据え置き・利下げは推定していません。

※ RBNZ・SNB:Polymarketの予測市場価格。価格の基準日時は非公表のため、データ時点は表示しません。合計を100%に補正していません。
RBNZ 情報更新:2026/10/16 07:11(日本時間)。SNB 情報更新:2026/10/16 07:09(日本時間)。情報更新日時は価格の基準日時とは異なります。

BoE・RBNZの利上げ優勢と主要中銀の据え置き織り込み

2026年10月16日取得の中銀見通しでは、前回の有効な保存観測(10月15日取得)と比較して10ポイント以上の大幅な確率変化を示した中銀はありませんでした。

現行水準では、11月5日会合を控えるBoE(10月15日時点)が利上げ95%・据え置き5%(前回取得比で利上げが94%→95%へ1.0ポイント上昇)と極めて高い利上げ織り込みを維持しています。
また、10月28日会合のRBNZ(予測市場価格、価格基準日時は非公表)も利上げ53.5%・据え置き42.5%・利下げ0.3%(前回取得値53.75%から利上げが0.25ポイント低下)と、利上げが据え置きを上回っています。

一方、10月下旬から12月にかけて会合を予定するその他の中銀では据え置きが多数派となっています。


数値計算と検証はPythonで行い、検証済みデータをもとにLLMを文章化支援に使用しています。
最終的な分析内容の確認・監修および文責は上野ひでのりが負います。