通貨強弱チャート|主要8通貨ランキングと政策金利見通し 2026/10/07

前日の通貨強弱

前日の通貨強弱

順位通貨前日比前日順位
1NZD+0.24%6位
2GBP+0.23%5位
3CAD+0.20%4位
4EUR+0.16%8位
5AUD-0.05%1位
6USD-0.17%2位
7JPY-0.28%3位
8CHF-0.32%7位

相場データ:2026/10/06。8通貨全体に対する相対変化。順位は丸め前の値で判定しています。

ドル安でもドル円は上昇――円の弱さに注目

前日はNZDが首位へ浮上し、GBP・CAD・EURが続きました。USDは下落しましたが、JPYの下落幅はさらに大きく、ドル円は158.060円へ上昇しました。ドル円の上昇を、ドル全体の強さと同一視しないことが大切です。 円はCHFを除く6通貨に対して弱く、ユーロ円・ポンド円・豪ドル円も上昇しています。円の弱さが複数の通貨ペアに表れた一日でした。

当日の金利差縮小と、中期の拡大を分けて読む

米10年債利回りは5.286%へ2.1bp低下、日本の10年債利回りは3.093%へ小幅上昇し、日米差は2.193ポイントへ2.2bp縮小しました。金利差だけを見ればドル円の下押し方向ですが、実際には上昇しています。当日のドル円では、金利差の動きより、ドルに対しても円が弱かったという通貨間の関係が値動きの説明に役立ちます。

一方、直近20営業日では日米差が31bp拡大し、ドル円も2.66%上昇しています。同期間のUSDの相対強弱は2.65%上昇、JPYはほぼ横ばいでした。中期ではドル優位が進み、当日はドルも円も下落する中で円の弱さが上回った、という違いがあります。単日の金利差縮小だけで中期のドル円上昇が終わったとは判断しにくい局面です。

S&P500の上昇とVIXの低下、JXYの続落は、株式市場の警戒が和らぐ中で円が弱いという組合せです。ただし、これをキャリー取引の増加とまでは断定できません。ドル円は月間高値158.450円を下回っており、円の弱さが続くかと併せ、この高値を更新できるかを確認したいところです。

短中期の通貨強弱


主要8通貨の短中期通貨強弱チャート(2026-10-06)

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円の累積優位と、足元の弱さは両立する

7月15日を100とする短中期チャートでは、JPYは103.88、USDは101.24です。基準日からの累積では円がドルを上回っていますが、直近5営業日ではJPYが0.35%下落、USDが0.15%上昇しています。チャート上の水準が高いことと、足元で強まっていることは別です。 円の累積優位を、そのまま現在の円買いの根拠にしない読み方が必要です。

また、GBPは直近5営業日で他の7通貨すべてに対して強い一方、EURはすべてに対して弱くなっています。前日のEUR上昇は短期的な持ち直しですが、GBPと同じ強さの広がりがあるわけではありません。単日の順位上昇が、数日単位の弱さをどこまで修正するかに注目です。

長期の通貨強弱


主要8通貨の長期通貨強弱チャート(2026-10-06)

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長期と短中期では、円の見える位置が異なる

2025年10月24日を100とする長期チャートでは、USDは101.01、JPYは97.70です。短中期では円が基準日を上回る一方、長期ではなお基準日を下回っています。円の回復を評価する場合も、どの時点からの回復かを揃えて考える必要があります。

USDは前日に下落しましたが、直近20営業日では他の7通貨すべてに対して上昇しています。日次のドル安だけで、幅広いドル優位が反転したと読む段階ではありません。長期の累積位置と、直近の方向が変わり始めているかを分けて追います。

中銀フラッシュ

通貨・中銀次回会合利上げ据置利下げ時点
JPY日銀10/3012%——10/06
USDFRB10/2820.5%79.5%0%10/06
EURECB10/2921%79%0%10/06
GBPBoE11/0592%8%0%10/06
AUDRBA11/0324%76%0%10/06
NZDRBNZ10/2865.6%33%0.25%※
CADBoC10/2828%72%0%10/06
CHFSNB12/1017.6%79%2.85%※

取得日:2026/10/07。会合日・データ時点は月/日表示です。
「—」は非公表、または利用可能な値を確認できない項目です。日銀の据え置き・利下げは推定していません。

※ RBNZ・SNB:Polymarketの予測市場価格。価格の基準日時は非公表のため、データ時点は表示しません。合計を100%に補正していません。
RBNZ 情報更新:2026/10/07 08:31(日本時間)。SNB 情報更新:2026/10/07 08:31(日本時間)。情報更新日時は価格の基準日時とは異なります。

政策見通しは背景として確認

FRBとECBは次回会合の据え置きが中心で、BoEは利上げ確率が92%と高くなっています。GBPの強さを考える際にはこの政策背景も参照できますが、確率の前日変化が示されていないため、当日の上昇を新たな利上げ織り込みの結果とは扱いません。

日銀は利上げ確率12%が示されています。据え置き・利下げの非公表部分は補わず、確認できる値だけを使います。RBNZ・SNBの予測市場価格は、他の中銀見通しと情報の性質が異なる点を踏まえて比較します。

数値計算と検証はPythonで行い、検証済みデータをもとにLLMを文章化支援に使用しています。

最終的な分析内容の確認・監修および文責は上野ひでのりが負います。