2021年に1,100倍に暴騰したと有名になりました。
NFTの販売も好調だったようですが、今度はメタバースですか?
勢いがありますね。
私は、このメタバースは成功する可能性が非常に高いと考えているのですが、その5つの理由を述べます。
上野ひでのり
目次
【理由1】Shiba Inu(シバイヌ)エコシステムが有能だから
最初に暗号資産を大成功させている
Dogecoinのミームとしてのスタートでしたが、時価総額ランキングではDogecoinの第11位に肉薄する第15位にランクされています(2022年5月5日現在)。
3トークン合わせれば、Dogecoinを抜き去る日はそう遠くないかもしれません。
メタバース、GameFiに組み込まれた独自トークンとしてのスタートではなく、暗号資産の大成功を背景にNFT、メタバースへ本格進出という逆コースを歩んでいることが、有利なマーケティングを支える重要なファクターになっています。
Shiba Inu(SHIB/USD)
- 時価総額ランキング:15位
- 時価総額:118億ドル
- 2022年5月5日現在
Doge Killer(LEASH/USD)
Bone ShibaSwap(BONE/USD)
Gucci(グッチ)の決済にShiba Inuが使える
2022年5月4日、高級ファッションブランドのグッチは、「Web3.0領域への参入を強化」を目的として、米国の5店舗で、暗号資産での支払いに対応することを発表しました。今年の夏までには北米の全店舗で対応の見込みです。
対象となる暗号資産は、「ビットコイン(BTC)」「ビットコインキャッシュ(BCH)」「ラップドビットコイン(WBTC)」「イーサリアム(ETH)」「ライトコイン(LTC)」「ドージコイン(DOGE)」「シバイヌコイン(SHIB)」の7種類です。
その他、米ドルとペッグするステーブルコイン5種類も対応するとのことです。
そうそうたるトップランカーに混じって、時価総額15位のSHIBが選定されたのは画期的だと思います。
将来性が認められている証と言えるでしょう。
Bored Ape Yacht Club(BAYC)との比較
BAYCは、ご存知の通り、NFT⇒ApeCoin⇒メタバース(Otherside)という順にエコシステムを展開しています。
2022年4月30日に、「Otherside」の合計55,000個の土地(Otherdeed for Otherside)が一律305APE(販売時はガス代込で75万円相当)で販売され、売上は約410億円以上に達しました。
確かに、この土地のNFTはBAYCらしく、とてもカッコいいので、欲しくなるでしょうね。
私も欲しかったですが、本当に儲かるか懐疑的だったので止めておきました。
イーサリアムブロックチェーンが大混雑となり、ガス代は一時6万円に達したと話題になりました(ガス代だけ負担して、購入できなかった人もいたそうです)。
BAYCのNFTは、今でも安くて100ETH(約3,700万円)しますが、305APE(75万円)は割安で群がったと思います。
「Otherside」というメタバースの将来性よりも、BAYCの強力なブランド力に頼った新しいNFTの転売目的での買いが中心だったと思われます。
OpenSeaのフロア価格は、3.73ETH(約130万円)ですから、その相場が安定して流動性もあれば、それなりに儲かるとは思います。
しかし、10倍に暴騰したりとかはしないでしょう。なにせ55,000個も販売したのですから。
あくまでメタバースのコンテンツ次第だと思います。
それ以前に、NFTのBAYCバブルというか神通力がどこまで通用するかの問題に全てかかっているエコシステムだと思います。
BAYCバブルが崩壊したら、それで終わってしまうので、危険な香りがしますね。
【理由2】コミュニティの規模が大きいから
Discordのユーザ数は13.5万人
Discordの「Official Shibatoken Community」の参加者は、「ShibArmy」と呼ばれる熱狂的なファンです。
Shiba Inuの公式ブログでは「このメタバースは、#ShibArmyが成長し、共有し、一緒に利益を得る大規模な環境になるよう位置づけられています」と述べています。
公式twitterのフォロワーは327万人です。
https://twitter.com/Shibtoken
非公式なコミュニティも活発であり、メタバースを実際に利用するコアのパワーユーザーになると想定されます。
ShibArmyのフォロワーは46万人です。
https://twitter.com/ShibArmy
2021年にブレイクしたメタバースとGameFiのその後
世界で最も有名で成功したGameFiであり「Play to earn」という概念を普及させた「Axie Infinity」は、2022年4月のデータとして過去30日間で1日あたりの平均ユーザー数は30%減少して約10万7,240人になったとのこと。
それでもさすがという規模ですが、米国の有名プロジェクト「The Sandbox」は29%減少して1,180人、「Decentraland」は15%減少して978人になったということで、減少率よりも、もともとのアクティブユーザー数が少なすぎて驚愕しました。
中途半端なコンセプト(世界観)で、土地販売で利益を得るタイプのメタバースはほぼ全滅です。
2021年12月、メタバースに特化した米国の不動産投資ファンド「Republic Realm(リパブリック・レルム)」が、「The Sandbox」の土地を430万ドルで購入し話題となりましたが、アクティブユーザーが1,000人しかいないメタバースで、その価値がある訳ないですよね。
一方、ゲーム性よりも土地転がしを優先した「Upland」には、4.9万人のアクティブユーザーがいます。
実在の土地であるというリアリティの強さもあり、メタバースに異次元体験やファンタジーあるいはゲーム性を期待するユーザーは集まりません。
転売益目的のユーザーが多いので、日々アクティブに保つためには、こういう分かりやすさが重要なんだろうと思います。
【理由3】40分で10,000個のNFTが売り切れた実績があるから
2021年11月のNFT販売の成否について
熱狂的なShibArmyの購買力はすさまじく、10,000個限定のNFTは40分で完売しました。
販売価格は0.1~0.3ETH(当時のレートで約5~15万円)と、比較的低価格であったことからも、人気が殺到しました。
OpenSeaによれば、当時Shiboshiが目指していた平均リセール価格は2.5ETHとのことです。
現在のフロア価格は0.639ETHということで、間違いなく優れたリターンではありますが、最高値からは70%も下落した水準にあり、2021年末からの暗号資産・NFTの急落相場の影響を大きく受けています。
とは言え、売り出し価格の3倍程度にはなっているはずなので、相場の時期の悪さを考えれば大成功と言えるのではないでしょうか。
【理由4】マーケティングが上手いから
SHIB YARD(土地)セールスイベントの進捗
2022年3月30日に公式ブログで発表されてから、セールスイベントは一気に進行し、2022年5月5日時点では「PUBLIC SALE」が進捗中です。
- BID EVENT(72時間)・・・暗号資産LEASHかNFTのShiboshisを最低45日間ロックすれば、オークションの参加資格が得られる
- HOLDERS EVENT(7日間)・・・暗号資産LEASHかNFTのShiboshiを最低45日間ロックすれば、固定価格で土地を購入できる
- PUBLIC SALE(現在)・・・無条件で全てのユーザーに開放し、固定価格で土地を購入できる
もちろん、セールスイベントにより、Shiba Inuが下落しない対策として、ニュートラルで汎用性が高いETH決済が選択された訳です。
まだ普及が進んでいないLEASHトークンを最低0.2単位(約2.2万円)新規購入させて最低45日間ロックさせるという参加条件も、安定的な価格形成の役に立ったと思います。
PUBLIC SALE期間に入りましたので、ようやくShiba Inuでの決済も可能になりました。
New minting option has been released on https://t.co/f2oLn05qWk!
Mint lands with $SHIB!
Minting with $SHIB Details:
0.2 ETH equivalents in $SHIB
0.3 ETH equivalents in $SHIB
0.5 ETH equivalents in $SHIB
1 ETH equivalents in $SHIB#ShibTheMetaverse #ShibMV pic.twitter.com/mOrpwDSkDK— SHIB: The Metaverse (@ShibTheMV) May 4, 2022
販売中のSHIB YARDの詳細
土地の総数は100,595個で、うち32,124個が今回の販売対象です。
- Tier4 Silver Fur 17,030Lands 0.2ETH
- Tier3 Gold Tail 7,356Lands 0.3ETH
- Tier2 Platinum Paw 5,714Lands 0.5ETH
- Tier1 Diamond Teeth 2,024Lands 1.0ETH
Shiba Inuをバーンすると購入した土地に好きな名前を付けられる
トークン価値の希薄化(インフレ)防止のためのBurn(バーン)を、土地の命名権と引き換えに行うというアイディアは秀逸だと思います。
Shiboshi NFT販売時の「ユーザーが希望する名称のラベルをつける機能をShiba Inuをバーンすることで実現する」というシステムを踏襲しています。
現状の転売価格相場
OpenSeaでのフロア価格は、0.215ETHで、購入価格から、ほぼ変わらず、まだ転売益が得られない状態です。
見た目としては、非常に地味な土地のNFTですし、どう使って良いのか、どういう付加価値が生まれるのか不明だからということで、販売個数が32,124個に限定しても、まだ完売していないのだろうと思います。
メタバースの具体的な構想が明らかになるにつれて、価値が高騰すると思います。
【理由5】超一流のゲーム会社とのコラボが決定しているから
土地を買って何を行うのか?
公式ブログによれば
- メタバースに土地を所有しているユーザーは、受動的な収入を生み出し、ゲーム内のリソースを収集し、報酬を生み出すことができます
- ユニークでエキサイティングな稼ぎ方を紹介するとともに、ユーザーが自分のプロジェクトを構築および管理できる個人的なスペースを獲得できるようにします
- 土地所有者になることで、ユーザーはいくつかの本当に素晴らしい機能と特権のロックを解除します
正直言って全く具体性がなく、よく分かりませんが、とにかく土地を保有し続ければ、今後リリースされるゲームにより、「受動的な収入」ということですから、放ったらかしでも利益を生み出す仕組みが用意されるという訳ですね。
超一流のゲームスタジオとは?
公式ブログでは「AAA Game Developer Studioとの契約の最終段階にあることをお知らせします」とのことで、今週にも発表されるようです。
AAA Gaming Studioがゲーム開発を担当し、Shiba Inu Developmentチームがその完全なブロックチェーン実装を管理するコラボレーションです。
かなり大きな資金調達が行われると思われますが、本物のブロックチェーンゲーム(dApp)の完成までには最低2年はかかるはずです。
それまで、Shiba Inuエコシステムがどれくらいの発展を遂げるのか楽しみにしています。
AAA Game Developer Studioが本当に面白いゲームを作ってくれれば、Shiba Inuエコシステムは大成功間違いありません。
絶対それはないと思いますが、万が一、パートナーが任天堂であった場合、発表された瞬間から、暴騰相場がしばらく止まらないでしょう。
【参考】Shiba Inuトークンの買い方
Shiba Inuは、日本の取引所では買えません。
Shiba Inuが買える海外取引所は、Bybit(バイビット)が最もおすすめです。
気軽にクレジットカード決済も可能なはずなのですが、おそらく2022年4月1日から施行されたトラベルルールが影響していると思います。
それ以降、日本で発行されたクレジットカードでは仮想通貨の決済が通らなくなりました。6社試したのですが全滅でした。
という訳で、面倒ですが、下記のような段取りでお願いします。
これで全額USDTに換金されます。
これで全額SHIBに換金されます。
「USDT」というのは米ドルにペッグするステーブルコインなので、米ドルと同じだと考えてください。
「SHIB/BTC」という通貨ペアが現状ではないので、いったんBTCを米ドルに換金してから、SHIBを買う流れになります。
あとは、「SHIB: The Metaverse」の成功を祈りつつ、Shiba Inuの爆上げを待ちましょう。
NFTのShiboshiをOpenSeaで買おうかと考えているところです。
もちろん、Shiba Inuトークンも一定量確保して再ブレイクの日を待ちたいと思います。
上野ひでのり