
/
目次
筆者上野ひでのりの予想
注意
私はエコノミストでも為替ストラテジストでもなく、単なるトレーダーであるため、トレードに役立つ視点で予想を行っているだけであり、トレードシナリオを考えるための単なる材料に過ぎません。情報の正確性には十分配慮していますが完全性は保証しませんし、予測が外れた場合にも一切の責任を取りませんので、単なる参考に留めていただきますようお願いいたします。
2022年の利上げペースについて
- 3月、6月、9月、12月に0.25%ずつ利上げ・・・4回、1.00%
- 3月に0.50% 6月、9月、12月に0.25%ずつ利上げ・・・4回、1.25%
量的引き締め(QT)について
2回目の利上げを行う2022年6月のFOMCで詳細を発表、即時開始
2022年1月26日のFOMCの結果の予想
利上げとQTについて
- 声明文において、「早期の段階的な利上げが正当化される」などの表現で、次回3月の利上げを示唆する。
- 「利上げ開始後の比較的早い時期に、FRBのバランスシートの規模を縮小し始めることが適切になりうる」を再確認する。
今回は「経済見通し」が発表されないので、ドットチャートで具体的な利上げの回数を示唆することはできない。
3月の「大幅利上げ」を示唆するようであれば、かなりタカ派な印象でショックを与える可能性があるが、織り込みはある程度進んでいるため、パニック的な反応はないと思われる。
声明文公開、パウエル議長の記者会見中の値動き予想
STEP.1
声明文発表直後
タカ派な内容であることを確認してドル急騰、株価急落
STEP.2
声明文を読了後
想定の範囲内のタカ派であることが分かり、ドル急反落、株価急反発
STEP.3
パルエル議長会見待ち
多少乱高下しながらも、ドル反落、株価反発が継続する
STEP.4
パウエル議長会見中
STEP.3に同じ
STEP.5
パウエル議長会見終了後
STEP.3 STEP.4に同じ
米国債利回りは上昇(債券安)、株高になることを想定している。
金利上昇による将来的なドル高は予想されるが、今回の発表直後は調整安になるだろう。
ドル円に関しては、株高による円安が進行し急騰すると考えるが、ユーロドル、ポンドドル、豪ドル米ドルなどは上昇、したがってクロス円は大幅反発を想定している。
本当に怖いのは、次回3月16日のFOMC
実際に0.25%あるいは0.50%の利上げを行い、「経済見通し」のドットチャートの政策金利の中央値が2022年末に1.50%(6回分)より上にあれば、あるいは、量的引き締め(QT)の開始を次回5月に決定を示唆するようであれば、相当なタカ派であり、株価急落のリスクオフに傾く可能性がある。
現時点までにFRBが決定(明言)したこと
量的緩和(QE)の終了に向けてのテーパリングについて
- 2022年3月に終了 ・・・2021年12月15日のFOMCの声明文
利上げについて
- 2022年度は3回(0.75%~)の利上げが適切 ・・・2021年12月15日のFOMCの経済見通しのドットチャートで0.90%が中央値
- 今後数回の会合で利上げを協議することを明言 ・・・2021年12月15日のFOMC後のパウエル議長記者会見にて
- 「(FOMC)参加者の従来の想定より早期に、あるいは迅速に政策金利を引き上げることが正当化される可能性がある」・・・2022年1月5日公表のFOMC議事録にて
量的引き締め(QT)について
- バランスシートについては今後の会合で協議も ・・・2021年12月15日のFOMC後のパウエル議長記者会見にて
- 「利上げ開始後の比較的早い時期に、FRBのバランスシートの規模を縮小し始めることが適切になりうると、一部の参加者は指摘した」・・・2022年1月5日公表のFOMC議事録にて
- 今年は利上げを実施し、その後、年の後半にバランスシート縮小着手の公算・・・2022年1月11日のパウエル議長再任指名承認公聴会にて
FRBの利上げ予測(Fed Watch) 2022年末の政策金利
出典:CME FedWatch Tool
米国政策金利は、現状0~0.25%であるが、このチャートは、市場関係者が織り込んでいる本年末までの利上げペースを示す。
- 1回以上の利上げ確率100.0%
- 2回以上の利上げ確率98.9%
- 3回以上の利上げ確率90.3%
- 4回以上の利上げ確率65.9%
- 5回以上の利上げ確率33.0%
5回以上の織り込みも33.0%であり、3月の利上げ開始で0.50%の大幅利上げを行う可能性がある。