欧米の大手金融機関のトレーダーは、11月23日(木)からThanksgiving Day(感謝祭)休暇に入ります。
会社が店じまいしてしまう訳ではなく営業は続きますが、個人ベースでは2023年の成績はもう確定しており、あまり頑張って働こうという人はいません。
為替で言えば、2023年は全面ドル高かつ円安の一年でした。この時期から円売りをさらに加速させるというよりも、偏ったポジションをニュートラルに戻す動きのほうが優勢になると思います。
したがって、神田シーリング(財務省神田財務官の為替介入ターゲット)の152円をヒットさせ、為替介入を利用したトレードで大儲けという動機が弱くなる時期です。
実際に、ドル円は11月17日(金)に150円の大台を明確に割り込み、149.19の安値をつけて、反落トレンドに転じた可能性が高くなりました。今後は円売りからの買い戻し(円高)が優勢になりそうです。あくまでも年末までの目安です。
投機的な市場参加者が減る訳ですから、ドル円はもちろんのこと、他のドルストレート、クロス円も、徐々に値動きが鈍くなるでしょう。
したがって、FXトレードだけでは11月下旬から年末までのトレードチャンスは限定的と思います。
せっかく「年末まで頑張ろう!」と思っていたのに、ボラティリティが低下しますので、収益を上げるのは難しくなります。
今回は、FXトレードの延長線で同じ口座内で取引できる、おすすめのCFDトレードを提案します。
目次
ビットコインCFD
FX会社によっては365日休みなくトレードできる「ビットコインCFD」を提供しています。
私が利用している海外FXブローカーでは、ビットコインCFDの最大レバレッジ500倍、「スワップポイントなし」で余分なコストがかからない優れたプラットホームです。
土日は仮想通貨CFDが休止になってしまうFXブローカーが多いのですが、365日トレード可能な会社は本当に貴重です。
もちろんレバレッジ500倍はオーバースペックであり、100万円の証拠金があって、ビットコイン1枚=550万円程度、5.5倍のレバレッジをおすすめします。
2023年末に向けてビットコインはかなりボラタイルな値動きになりそうなので、ビットコインCFDに真剣に取り組んでみてはいかがでしょうか?
GOLD(XAU/USD)CFD
イスラエル・ガザ戦争の勃発で、有事のGOLD買いが活性化しました。現状では2,067ドルの高値からの下落トレンドに転じましたが、急落の可能性もあり、値幅が大きく取れる可能性があります。売りスワップがプラス(買いスワップは大きくマイナス)になりますので、オーバーナイトするならショート主体で勝負したいところです。
WTI原油先物CFD
現在の地政学的リスクに対する感応度は比較的低く、需給関係の変化で大きな値動きが発生します。70ドル台前半に急落しましたが、今後は70ドル台の保ち合いになりそうで、トレード妙味に欠ける部分があります。
しかし、イランが絡んだ中東戦局の拡大では急騰する可能性が高く、大きなトレードチャンスを秘めているかもしれません。
ダウ平均株価指数先物・S&P500指数先物・NASDAQ総合指数先物CFD
為替相場が閑散としていても、米国の株価指数はリスクオンで活発に動く可能性が高く、挑戦し甲斐があるでしょう。
日経225先物CFD
日中からNY市場が開く23:30までは、日経225主体で取り組むのも良いと思います。
全ての銘柄は同じFX口座でトレード可能
例えば、同じ証拠金の有効範囲内で、ドル円とビットコインCFDと日経225先物CFDを同時保有することも可能です。MT4口座の保有銘柄リストに一緒に並びます。
国内FXブローカーが提供するCFD口座は、FX総合口座の一部で、口座内での切り替え、資金移動が必要ですが、海外FXブローカーは全て同じ口座内にあります。
海外FXブローカーが扱うCFD銘柄は多岐にわたり、様々なトレードチャンスを与えてくれます。
為替相場が低調になる年末だからこそ、ぜひ新しいチャレンジをしてみてください。
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