【ビットコイン現物ETF上場承認!?】誤報で2,000ドル暴騰も往ってこい

何度も述べていることですが、「ビットコインが2024年に史上最高値更新の暴騰間違いなし」の理由は下記の通りです。

  1. ビットコイン現物ETFがニューヨーク(NASDAQあるいはNYSE Arca)に上場・・・2024年第1四半期を想定
  2. 半減期の到来・・・2024年4月下旬予定
その理由の詳細とおすすめのトレード手法については、下記の記事をご参照ください。
ビットコイン・トレードの優位性は、証拠金取引の戻り売り回転にあり

2023年10月16日(月)22時過ぎに、ビットコインが「瞬間的に2,000ドル暴騰⇒暴落で往ってこい」となりました。原因は@CointelegraphのX(Twitter)の情報でしたが、すぐに誤報であると判明したからです。

ブラックロック・ビットコインETFに関するツイートが不正確な情報の流布につながったことをお詫び申し上げます。
現在、社内調査が行われております。当社は透明性を重視しており、3時間以内に調査が終了次第、調査結果を公開いたします。

その後、公開された調査結果はこちらの記事です。
Clarification on sharing false spot Bitcoin ETF news

この混乱から学ぶべきことは、ビットコイン現物ETFの上場承認が近づいており、それが現実となったとき、ビットコイン相場が暴騰するという事実であり、それでも30,000ドルのレジスタンスは強力であるということです。

ビットコインのボラティリティは依然として低水準


BTC/USDの1時間足です。2023年10月13日(金)から17日(火)までの値動きが表示されています。
画像かテキストリンクをクリックすると、より詳細なチャートが別画面で開きます。

ファンダメンタルズの変化として、週末に、ビットコインETFに対するSEC(米国証券取引委員会)の態度軟化(グレイスケール裁判控訴断念)が確認されました。続いて、ブルームバーグが「アーク・インベストメントのETF申請が1月までに承認される可能性が高い」と報じたことから、週明け、16日(月)のビットコインのボラティリティが徐々に上昇していることが分かります。
14時台にブレイクアウトし、上昇バイアスが高まっていたところ、22時過ぎに誤報が流れて暴騰という流れになります。

コインテレグラフの誤報の原因は、社員がSNS( Telegram )のデマ情報を信じてしまったことにありますが、絶妙のタイミングでの「風説の流布」となりました。
デマを流した犯人は、30,000ドルで売り抜けているでしょう。

「ボラティリティ・ブレイクアウト」の典型的な事例になりますが、拡散したボラティリティは再び収束に向かっていくでしょう。
下記の記事で述べた通り、「年内の1,000ドル台の上昇イベントは全て戻り売りチャンス」「2023年末までは戻り売りに徹しましょう」というスタンスを継続します。

ビットコイン・トレードの優位性は、証拠金取引の戻り売り回転にあり

今後も「ビットコインETF」関連の記事に注意

今後ますます、コインテレグラフのようなクリプト関連メディア、ブルームバーグなどの金融ビジネスニュースメディアから、「ビットコイン現物ETF上場承認」にかかる報道が過熱すると思われます。しかし、確定情報になるまで、30,000ドルを明確に抜けるまでは、毎度戻り売りの絶好のチャンスになると思います。

「ビットコインETF」の上場が承認されない可能性はあるか?

時間の問題であると述べた通りで、承認されることはほぼ確実ですが、その時期はいつか、どの資産運用会社(ブラックロック、アーク・インベストメント、グレイスケール等)のETFが一番に承認されるかという問題だけです。

イスラエル戦況悪化で急落時は押し目買いチャンス

ビットコインは、GOLDよりも希少性が高く、本来は有事の質への逃避の対象となる安全資産だと思います。しかし、現状では株式などのリスク資産との相関が高くなっていますので、イスラエル戦況悪化のリスクオフでは急落する可能性が高いです。

2024年の暴騰イベント開始前の30,000ドル以下なら、いくらで買ってもその後の運用益に大差ありません。しかし、安く買えるのに越したことはないので25,000ドル目安で買えれば大成功と言えるでしょう。

その後、万が一、20,000ドルまで急落局面があったとしても、全く問題ありませんし、ビットコインうねり取りのチャンスが来たと考えてポジティブに捉えられると思います。

ビットコインうねり取り専科【上野ひでのりクリプトマイスター】