【ブロックチェーンの暗号資産とNFTで大儲けの基礎】メタバースで利益はさらに巨額に!

2020年3月に1ビットコイン(BTC)は40万円で買えました。1年後には600万円を超える暴騰となりました。
このブログのテーマは「あのときビットコインを買っておけば」というタラレバの相場の話ではありません。ビットコインの値上がり益を狙おうという話ではなく、ブロックチェーンを利用して別の儲け方を考えようという話です。
ブロックチェーンはビットコイン発行のために発明されました。そのブロックチェーン市場で、とんでもなく簡単に儲かるチャンスがゴロゴロ転がっているということで、あなたが今すぐにでも始められる儲け方を基礎の基礎としてご紹介します
今回は総論ですが、次回以降、個別の儲け方を掘り下げて、具体的なビジネスの始め方を解説しますので、お楽しみに。


ビットコインは、暗号資産の代表選手

暗号資産はブロックチェーン技術に基づく

後述する「ブロックチェーン(Blockchain)」の理解が、暗号資産や非代替性トークン(NFT)の有用性、将来性を読み解くカギです。

仮想通貨相場で売買益を狙うならビットコインが最適

ビットコイン(BTC)は、ドル建て(BTC/USD)で、2021年11月10日に史上最高値の69,000ドル(779万円)をつけましたが、6月22日には28,600ドルで買えましたので、5か月弱で2.4倍になっています。
2022年1月24日の安値は32,950ドルなので、今が仕込み時と言えるかもしれません。

1ビットコインを買うのは資金的に厳しいでしょうが、0.001単位(1BTCが500万円なら5,000円)の少額から始めることもできます
他の仮想通貨(アルトコイン)と比べると、値動きは安定しているので、取り組みやすいと思います。
コインチェックやビットフライヤーなどの取引所に口座を開設することで、即購入可能です。

ビットコインはGold現物投資のつもりで、コツコツ積み立て投資をするのに向いています。
発行枚数が2,100万枚までと決まっているので、Goldに似た希少性があります。
昨年末には残り210万枚を切りました(90%超発行済)。

長期的な値上がり益を狙って行うGoldや株式の現物投資と同じなので、特に難しいことはありません。

イーサリアムは、様々なインターネットサービスのインフラ

「イーサリアム(Ethereum)」とは、ブロックチェーンのプラットフォームの名称であり、イーサリアム上で管理される仮想通貨は「イーサ(ETH)」です。
もちろん、ビットコインに加えて、イーサの現物投資を行うのもありです。

ブロックチェーンのプラットフォームの意味

  • ビットコインでは通貨の帳簿(データベース)
  • イーサリアムではプログラムの帳簿(データベース)
ビットコインでは仮想通貨という単一目的でブロックチェーンを利用しますが、イーサリアムでは下記のようなプログラムを何でもブロックチェーンの帳簿に載せることができます。
  • 仮想通貨イーサ(ETH)
  • スマート・コントラクト(契約業務の自動化)
  • 分散型金融(DeFi)
  • 分散型取引所(DEX)
  • 非代替性トークン(NFT)
ビットコインは下がったところで、コツコツ投資という現物資産
イーサは、イーサリアム上で急速な発展を遂げているデジタルサービスでの決済通貨として、日常的に使用される仮想通貨です。

ブロックチェーンの仕組み

さて、いよいよ、本題である暗号資産や非代替性トークン(NFT)のコア技術「ブロックチェーン」とはなんぞや?
という話をします。

発明者はサトシ・ナカモト

2008年に「サトシ・ナカモト」名義の個人あるいはグループが、仮想通貨ビットコインの公開取引台帳の機能として発明したものですが、正体は不明です。

立派な通貨だが、中央銀行に相当する管理者は不在

日銀が将来的にデジタル通貨(仮想通貨)を発行するようになったとすれば、完璧なセキュリティが保証されたサーバーのデータベースで帳簿を管理して、利用者の端末からアクセスして利用する形になるのが、最もスタンダードな仕組みであると思います。
日銀では実際に、中央銀⾏デジタル通貨(CBDC: Central Bank Digital Currency)を検討していますが、ブロックチェーンを参考にして分散型も視野に入れているようです。

ビットコインやイーサなどの仮想通貨には、中央集権的な管理者はいません。
下記のような「ピア・トゥー・ピア」ネットワークで分散管理されています。

ピア・トゥー・ピア(Peer to Peer / P2P)

「ピア・トゥー・ピア」ネットワークは、ブロックチェーンの基礎です。
中央集権的なサーバーは設置せず、ネットワークに参加するコンピュータ(「ピア」あるは「ノード」と呼ぶ)が、同等の役割を担い、多数のピア間で対等にフラットな通信が行われます。
私たちに身近なアプリケーションでは、SkypeやLINEはP2Pネットワークでサービス提供されています。ZOOMはサーバーが介在します。

サーバー・クライアントシステムの弱点は下記の通りです。

  • 全ての情報はサーバー上のデータベースで管理しなければならない。
  • サーバーにアクセスが集中すると、処理が遅くなったり、落ちたりする。
  • ハッキングの被害に遭いやすい。
  • セキュリティ万全で落ちないサーバーを運営するには高額な費用がかかる。
  • メインテナンスのために、多少なりともシステム停止時間(ダウンタイム)が発生する。
一方、P2Pネットワークの長所は下記の通りです。
  • ネットワーク上の全てのピアが情報を共有している。
  • 特定のピアが故障しても、他のピアで問題なく処理を行える。
  • 一部のピアとのネットワークに障害が発生しても、他のピアとは通信可能である。
  • ダウンタイムはゼロである。
  • 安価にシステムを設計できる。
P2Pは中央集権的なシステムではなく、分散型でネットワーク全体で全ての情報を共有しているため、障害対応も容易で、処理能力を上げようとした場合には、ピアを増やせば済むというスケーラビリティにも優れています。

ビットコイン発行のために発明された「ブロックチェーン」は、P2Pネットワークをベースに、下記のようなセキュリティを組み込んだものです。

ブロックチェーンとは?


  1. 改ざんが非常に困難
  2. ダウンタイムがない
  3. 公正な記録を残すことができる
  4. 自律分散システムで全体最適化を実現する
取引データ(ブロック)は、暗号化技術によって、1本の鎖のようにブロック同士が時系列につながる形で記録されます。
個別のブロックは、取引データの集合体と他のブロックと連結するための情報(ハッシュ値)で構成されます。

データを改ざんすれば、対応するハッシュ値が異なってくるため、それ以降の全てのブロックのハッシュ値も変更する必要がありますが、それは極めて困難です。
したがって、データを削除したり、書き換えたり等の改ざんがほぼ不可能なシステムであり、セキュリティに優れています。

サーバー・クライアントシステムのようにサーバーのデータベースで情報を一元管理する訳ではなく、複数のシステムが分散して情報を共有し、常に同期を行う「分散型台帳」という仕組みで管理されています。
したがって、一部の参加者のシステムがダウンしたとしても、システム全体の運営に全く影響を与えません。

また、例えサービス提供者であっても、ブロックチェーンを利用すれば、記録されたデータの改ざんや削除などはできないし、自身の取引履歴を隠したり、消去することもできません。
不正を行うことがほぼ不可能なため、サービス提供者の社会的な信用力を問わず、暗号資産やNFTの管理を任せることができるのです。

公正な記録を残すことができるブロックチェーンの発展例

1.金融領域

  • 仮想通貨(ビットコイン、イーサなど多数)
  • 分散型金融(DeFi)
  • 分散型取引所(DEX)
  • レンディング・プラットフォーム
2.中間領域
  • 仮想通貨による決済
  • トークン・エコノミー
3.非金融領域
  • 台帳共有
  • P2P取引
  • スマート・コントラクト(契約業務の自動化)
  • 真贋証明
  • 著作権管理
  • IDの自己管理
  • 非代替性トークン(NFT)
  • メタバース

分散型金融(DeFi)が進化する理由とは?

仮想通貨をコインチェックやビットフライヤーなどの仮想通貨取引所(CEX)で購入、売却するには、当然のこと手数料が発生します。
「CEX」は、Centralized Exchange(中央集権型の取引所)の略称で、法人等が管理・運営する取引所で、サーバー・クライアントシステムによって管理されています。

しかし、ブロックチェーンを利用した分散型取引所(DEX)でユーザー同士が直接売買することもできるのです。この場合、手数料は無料です。
直接売買できる仕組みは、スマート・コントラクト(契約業務の自動化)によって提供されています。
「DEX」は、Decentralized Exchange(分散型の取引所)の略称で、分散型金融(DeFi)の一部です。

Defiでは、今後、預金、住宅ローン、生命保険など、ありとあらゆる金融サービスのプラットフォームになることが期待されています。
「DeFi」は、Decentralized Finance(分散型金融)の略称で、ブロックチェーンを利用した金融アプリケーションの総称です。

あなたにも即できるブロックチェーンで大儲けする方法

仮想通貨の取引で売買益を得る

これは、特に説明不要でしょう。
ビットコイン中心に、安い時(定期的に暴落するとき)に買って、史上最高値更新したら売るとか、キャピタルゲインを得る普通のトレードです。
あるいは、Goldの積み立て投資と同じように、毎月コツコツと同額ずつ、ドルコスト平均法で資産形成します。
発行上限が迫っているので、今後希少性が増すでしょう。

仮想通貨を第三者に貸し付けて金利収入を得る

リアルマネーで、不特定多数の人にあなたのおカネを貸し付けて金利収入を得ると、貸金法違反の罪に問われます。
無登録で貸金業を営んだ場合の刑事責任は重く、その法定刑は、10年以下の懲役もしくは3000万円以下の罰金(またはその併科)です。

しかし、ブロックチェーンの世界では、第三者に仮想通貨の貸付をして、金利収入を得ることが簡単にできます
「誰でも金貸しになれる」というのは革命的なことだと思います。

毎月コツコツ積み立てたビットコインを貸して、金利収入を得ることができます

2種類方法があります。

  • レンディング・プラットフォーム(DeFiアプリケーション)を経由して貸す
  • 仮想通貨レンディング
DeFiで仮想通貨を運用すると、年最低10%~20%以上の利回りが楽勝で期待できます。
イーサリアムのDeFiが高利回りで良いのですが、イーサは送金手数料(ガス代)が高すぎるので、まとまった金額を持っている人が対象です。
少なめの金額のビットコインで稼ぎたい人は、BSC(Binance Smart Chain)を利用します。

上記の仕組みを構築するには、非常に複雑な手続きが必要になり、初心者や英語が苦手な方には無理というか、送金先を間違えて虎の子のビットコインを全て無くしてしまったりというトラブルもありますので、上級者向きです。

一方、「仮想通貨レンディング」は、あなたが最初にビットコインを購入した仮想通貨取引所(CEX)のサービスです。
ビットコインを預けると年利1~5%目安です。
申込制なので、貸出希望者が殺到して、順番待ちになることも多いですが、年利3%で貸せたら上出来でしょう。

NFTアートを購入して値上がり益を得る


出典:CryptoPunks(クリプト・バンクス)

NFT(Non-Fungible Token)とは、代替不可能なトークンのことで、仮想通貨のような代替可能なトークンとは全く異なります。
唯一無二の「一点もの」の価値を生み出せるトークンという意味で、NFTアートやメタバースのNFTゲーム(GameFi)で活用されています。
NFTアートの分野がいちばんビジネスとして成功しており、一点ものの価値が上がり続けています。

標記の「CryptPunks(クリプト・パンクス)」のNFTアートが特に人気で、最低価格79.95イーサ(20.3万ドル、2,335万円)で販売されています。
たった24×24ピクセルの小さなパンクっぽい男女や類人猿、ゾンビ、エイリアンの顔のデジタルアートが数千万円単位で活発に売買されています。

2021年3月、beepleというデジタルアーティストのNFT作品がオークションにかけられ、史上最高額の約6900万ドル(約75億円)で落札されました。
この出来事で、NFTアートの知名度が飛躍的に上昇しました。

日本発のNFT最高落札額で知られるのは、「鉄腕アトム」のモザイクアートです。
2021年12月NFTマーケットプレイス「OpenSea」において120イーサ(約5,600万円)で落札されました。

あなたも、NFTマーケットプレイスに口座を開設して、決済用仮想通貨(イーサが中心)を入金すれば、すぐに予算に合ったものを購入、売却することができます。
別途、販売手数料がかかります(CryptPunksでは不要です)。

人気があるNFTアートは、すぐに2倍、3倍になるのは当たり前、数十倍の価格まで跳ね上がることも珍しくはありません。

メタバースのNFTゲーム(GameFi)「Axie Infinity(アクシー・インフィニティ)」で遊ぶ

「メタバース」とは3次元の仮想空間のことで、MMORPG(大規模多人数同時参加型オンラインRPG)などが以前から流行していました。
1997年リリースの「ウルティマOnline」から、このジャンルが一気に普及しました。

メタバースのアプリケーションをイーサリアムのブロックチェーンに載せたものが、現在主流になっています。

ゲームをプレイすることにより、NFT(非代替性トークン)化された下記のようなアイテムを手に入れることができます。

  • アイテム、武器、土地など
  • アバターの装飾品、デザイン
  • 自分で作成した各種アイテム
NFT化されたアイテム(世界に唯一無二と真贋証明されている)は、自分のウォレットに保管して、いつでも売却することができます。

コロナ渦により職を失った人々が、自宅でゲームをプレイしながら生計を立てるような事例が、ベトナム製の「Axie Infinity(アクシー・インフィニティ)」の登場で増えています。
ゲーム内のミッションを完了すると、報酬としてSLPという仮想通貨を得られるということで、「GameFi」「Play to Earn(遊んで稼ぐ)」の代表的プロジェクトです。

最初に最低でも4万円ほどの投資が必要になりますが、1か月間で最低1万~1.5万円は稼げるとのこと。
トップゲーマーになると、1日5時間で5,000円稼げる人もいるようで、引きこもりのベトナム人が激増中とのことです。
もちろん、日本人も参加可能です。

「Axie Infinity(アクシー・インフィニティ)公式トレーラー


メタバース「The Sandbox」「Decentraland」で土地を買って売却益を得る

2021年12月、メタバースに特化した米国の不動産投資ファンド「Republic Realm(リパブリック・レルム)」が、「The Sandbox」というゲームの土地を430万ドル(約5億円)で購入し話題となりました。
「The Sandbox」では、ゲーム内の全てのアイテム、資産、土地がNFT化されており、マーケットプレイスで売買することで収益化が可能です。

「The Sandbox」や「Decentraland」の土地は高騰し、1週間の仮想土地取引高も昨年11月には100億円を突破しました。
昨年11月に買った30万円の土地が、3か月で100万円まで高騰しているような相場感です。

The Sandbox公式トレーラー

Decentraland公式トレーラー


メタバースで、ゲーム性より土地転がし重視なら「UPLAND」がおススメ

「UPLAND」のメリットは、土地の新規開放セールに参加すると、その後、購入価格の10倍にはなるということで、確実に儲かると言われています。

土地に関しては、ニューヨークやサンフランシスコなど実際に存在する土地なので、分かりやすいです。
日本の土地はまだ発売になっていないのですが

  • 中央区銀座4丁目2番4 山野楽器
  • 新宿区新宿3丁目30番13 新宿高野第二ビル
など商業地の公示地価ランキング上位の土地を落札できれば、それだけで数百万円~数千万円は儲かるでしょう。

UPLAND公式トレーラー



以上、ブロックチェーンとNFTで大儲けする方法をご紹介しましたが、今回は総論です。
「こんな儲け方があるのか!」と素直に驚いていただけば結構です。
今後、それぞれの儲け方をテーマ別に細かく掘り下げていきますので、続編をお楽しみに。

上野ひでのり