今週のトレード戦略 2022年1月23日(日)

ポンド円707pips、豪ドル円497pips暴騰!もう一伸びはあるか?【ユーロ・ポンド・豪ドルトレード戦略】

Weeklyユーロ・ポンド・豪ドルトレード戦略 2022年1月2日(日)


このブログをお読みいただく前に、下記の無料ブログを必ずお読みください。

【上野ひでのりプロFX】今週のドル円トレード戦略 2022年1月2日(日)

下記のコンテンツを完全無料で提供しています。

1.為替相場の値動きの最大要因である米国金利の最新情報
2.主要通貨ペアの値動きの概況
3.ドル円トレードの勝てるシナリオ提供

このブログでは、ユーロ・ポンド・豪ドルのドルストレートおよびクロス円の全6種類の詳細な相場情報をお届けします。


目次

【まとめ】音声解説(インターネットラジオ)

値動き・想定レンジ

本日の主要通貨7通貨ペア+WTI原油先物の予想レンジのレポート

このチャートをご覧いただき、25pips、125pipsの節目のレジスタンス・サポートの感覚を養ってください。

1.ユーロドルのトレード戦略

ユーロ圏の経済環境と今後の金融政策

  • オミクロン株の感染爆発から1か月が経過し、ドイツの供給制約問題にどの程度の影響を与えているかに注目したい。
  • 今週は、ドイツとユーロ圏の消費者物価指数が発表になるが、前月同月比では、やや鈍化が予定されている。
  • 次回のECB理事会は、2月3日(木)である。

ドイツと米国の10年債利回り(長期金利)の格差とユーロドル相場


ドイツ債のマイナス利回りがやや上昇し、格差がやや拡大して、理論的にはユーロドルの上昇バイアスがかかりやすい。

相場に特に影響を与えるイベント

  • 04日(火)24:00 米国ISM製造業景況指数
  • 05日(水)22:15 米国ADP雇用者数
  • 05日(水)28:00 米国FOMC議事録公表(12月14日・15日開催分)
  • 06日(木)22:00 独消費者物価指数【速報値】
  • 06日(木)22:30 米国新規失業保険申請件数・失業保険継続受給者数
  • 06日(木)22:30 米国貿易収支
  • 06日(木)24:00 米国ISM非製造業景況指数
  • 06日(木)27:15 米国ブラード・セントルイス連銀総裁の発言(投票権あり)
  • 07日(金)19:00 欧州消費者物価指数【速報値】
  • 07日(金)22:30 米国米国雇用統計
ドル相場の最も大きな受け皿になるのがユーロドルであるため、米国指標は当然重要であるが、ドイツとユーロ圏の消費者物価指数(CPI)【速報値】は、それ以上に重要であろう。
CPIの伸びがピークを打ったということになれば、利上げ期待後退からユーロ売りになる可能性を想定しておきたい。

ガンマトレードに役立つオプション情報

「ガンマトレード」とは、大きめのオプションの権利行使価格(ストライク)に対して、期限日のNYオプションカット(24時)に向けて行われる優位性の高いトレードである。
オプションカットの直前まで、ストライクを上回れば売り、下回れば買いのポジションが増加していきストライクに収れんしていく値動きが典型的である。

  • 1.1590 10日(月)24:00
  • 1.1580 06日(木)24:00
  • 1.1575 06日(木)24:00
  • 1.1500 03日(月)24:00小さめ
  • 1.1425 06日(木)24:00
  • 1.1300 06日(木)24:00
  • 1.1275 06日(木)24:00
  • 1.1200 05日(水)24:00
1.1300以下のオプションはサポートとしてよく機能しそうである。
1.1425より上のオプションは、当然強力なレジスタンスとなるが、もともとテクニカル的に1.14台に乗せるモメンタムに欠けている。

日足テクニカル分析(フィボナッチ)

画像をクリックすると、別画面でフルHD表示できます。

11月24日の昨年安値1.11861からの反発の戻り高値1.13829がレジスタンスになってきたが、12月31日の1.13863の高値で、ようやく更新することができた。
しかしながら、1.13750の重要なプライスの節目と一目均衡表の雲のレジスタンスを受けて、上値が重い状態が続く。

1時間足テクニカル分析(ダウ理論)

画像をクリックすると、別画面でフルHD表示できます。

1.13000を明確に割れて、じり安が継続する可能性は低くなっており、まずは1.13750の重要なプライスの節目のサポートを固めることができるかが次の課題となる。
1.14000のラウンドナンバーのプライスの節目のレジスタンスは非常に強力である。

重要なチャートポイント

  1. 昨年来高値1.23494・安値1.11861
  2. 注目の高値1.13863・安値1.12218
  3. 直近の高値1.13863・安値1.13032

今週のトレードシナリオ

1.13000のサポートが強くなっており、先週も一時的に1.12736まで割り込む場面があったが、一気に急反発となり、突っ込み売りはリスキーである。
一方、昨年安値1.11831からの自律反発の高値1.13829は、12月31日の1.38863高値でようやく更新することができ、戻りが非常に鈍かった。
1.14000台を目指す態勢が整ってきたが、6日(金)24時NYオプションカットの1.14250のバリアーをしっかり上抜くことができるかが、大きなポイントになるだろう。

2.ユーロ円のトレード戦略

ガンマトレードに役立つオプション情報

現状、為替相場に影響を与えるオプションは確認できない。

日足テクニカル分析(フィボナッチ)

画像をクリックすると、別画面でフルHD表示できます。

先週の引けはユーロドルが直近の高値を更新し、緩やかな円安が継続したので、ユーロ円も一段高となり、130.000のラウンドナンバーと一目均衡表の雲を明確に上抜いて、もう一段の反発が期待できる状況になった。
次の重要なプライスの節目は131.250であり、到達できるか注目される。

1時間足テクニカル分析(ダウ理論)

画像をクリックすると、別画面でフルHD表示できます。

127.512の安値をつけた12月20日(月)を基準日として、9営業日連続で、高値および安値を同時に階段状に切り上げており、上げダウ継続中である。
ダウ理論的には、明確なトレンド転換シグナルが出ない限りは上昇トレンド継続と考える。

重要なチャートポイント

  1. 昨年来高値134.124・安値125.087
  2. 注目の高値131.041・安値127.512
  3. 直近の高値131.041・安値130.159

今週のトレードシナリオ

極端に上値が重かったユーロドルが、直近の高値を上抜いて、じり高となる可能性が高いため、足元の円安トレンドが継続すれば、次のプライスの節目である131.250の更新の可能性も高いだろう。

3.ポンドドルのトレード戦略

英国の経済環境と今後の金融政策

  • 2月3日(木)、3月17日(木)のMPC(金融政策委員会)に向けての利上げ期待がポンド相場を支える。
  • オミクロン株の感染爆発、EUとの貿易問題、供給制約問題と高進するインフレなど、高度な多次元方程式の解を求める難局となる。

英国と米国の10年債利回り(長期金利)の格差とポンドドル相場


英国の10年債利回りの上昇ペースが高進しており、利回り格差が拡大、ポンドドルの上昇を後押ししている。

相場に特に影響を与えるイベント

  • 04日(火)24:00 米国ISM製造業景況指数
  • 05日(水)22:15 米国ADP雇用者数
  • 05日(水)28:00 米国FOMC議事録公表(12月14日・15日開催分)
  • 06日(木)22:30 米国新規失業保険申請件数・失業保険継続受給者数
  • 06日(木)22:30 米国貿易収支
  • 06日(木)24:00 米国ISM非製造業景況指数
  • 06日(木)27:15 米国ブラード・セントルイス連銀総裁の発言(投票権あり)
  • 07日(金)18:30 英国建設業PMI
  • 07日(金)22:30 米国米国雇用統計

ガンマトレードに役立つオプション情報

現状、為替相場に影響を与えるオプションは確認できない。

日足テクニカル分析(フィボナッチ)

画像をクリックすると、別画面でフルHD表示できます。

12月8日の昨年安値1.31596をつけた後は、安値圏での保ち合いが続いたが、オレンジ色の移動平均線(3×3DMA)をローソク足の実体が上抜いてからは、8営業日連続で、上抜いた状態で押し目らしい押し目もつけずに上昇を続け、1.35000の非常に重要なプライスの節目に到達した。
1.35000の非常に重要なプライスの節目と一目均衡表の雲のレジスタンスが重なっており、このレベルを明確に上抜けば、もう一段の上昇を試す可能性が高くなる。

1時間足テクニカル分析(ダウ理論)

画像をクリックすると、別画面でフルHD表示できます。

1.31730の安値をつけた20日(月)を基準日として、9営業日連続で、高値および安値を階段状に切り上げ、上げダウとなっている(一部例外あり)。
年初の1~2営業日で、1.35000の非常に重要なプライスの節目のサポートを固めることができれば、さらなる自律反発、ショートカバーが継続する可能性が高くなった。

重要なチャートポイント

  1. 昨年来高値1.42481・安値1.31596
  2. 注目の高値1.35502・安値1.31730
  3. 直近の高値1.35502・安値1.34652

今週のトレードシナリオ

米国の2023年までの利上げ期待が、さらに高まるデータが出てこない限り、ドル高によるポンドドルの急反落の可能性は低くなってきたと思われる。

1.35000の非常に重要なプライスの節目に達しているため、もう一段の上昇があり得るかは微妙であるが、上昇トレンドは継続中である。
材料難の相場になれば、このレベルを中心とした保ち合いとなる可能性もある。

4.ポンド円のトレード戦略

ガンマトレードに役立つオプション情報

現状、為替相場に影響を与えるオプションは確認できない。

日足テクニカル分析(フィボナッチ)

画像をクリックすると、別画面でフルHD表示できます。

12月3日の安値148.945の安値から、年末の高値は156.014まで、706.9pipsの暴騰となった。
昨年高値158.213を再度追いかける展開であり、ポンドドルのショートカバー、自律反発は継続しやすいが、株高・原油高を背景とした円安効果が必須であるものの、その継続性には疑問は残る。
ポンド高は継続、円安の調整(円高)により、反落の可能性はあるが、大きく値を崩す展開にはならない見込み。

1時間足テクニカル分析(ダウ理論)

画像をクリックすると、別画面でフルHD表示できます。

149.521の安値をつけた20日(月)を基準日として、9営業日連続で高値および安値を階段状に切り上げて上げダウとなった(一部例外あり)。
騰勢は衰えず、むしろ高進しているため、次の重要なプライスの節目156.250、157.500に達する可能性もあり得る。

重要なチャートポイント

  1. 昨年来高値158.213・安値139.510
  2. 注目の高値156.014・安値149.521
  3. 直近の高値156.014・安値154.991

今週のトレードシナリオ

ポンドドルの相場は強く、急反落リスクは小さいと思われるため、ポンド円相場に影響を与えるのは、円安が継続するか否かであろう。
ドル円は足元のじり円安が続く可能性が高く、ポンド円はもう一段の高値を試す可能性が高そうである。
株高・原油高が継続する前提であり、株価・原油が急反落となった場合には、円高効果によりポンド円も急反落となるだろう。

5.豪ドル米ドルのトレード戦略

豪州の経済環境と今後の金融政策

  • 豪州では他の先進国のようなインフレの高進はなく、利上げを急ぐ環境になく、早くとも2023年開始の予定。米国で利上げが開始になると、豪州の将来的な利上げの織り込み期待が進行し、2022年後半が急反発のタイミングになる可能性がある。

豪州と米国の10年債利回り(長期金利)の格差と豪ドル米ドル相場


直近1週間で利回り格差は明確に拡大し、理論的には、豪ドル米ドルの上昇要因となる。

相場に特に影響を与えるイベント

  • 04日(火)10:45 中国財新製造業PMI
  • 04日(火)24:00 米国ISM製造業景況指数
  • 05日(水)22:15 米国ADP雇用者数
  • 05日(水)28:00 米国FOMC議事録公表(12月14日・15日開催分)
  • 06日(木)22:30 米国新規失業保険申請件数・失業保険継続受給者数
  • 06日(木)22:30 米国貿易収支
  • 06日(木)24:00 米国ISM非製造業景況指数
  • 06日(木)27:15 米国ブラード・セントルイス連銀総裁の発言(投票権あり)
  • 07日(金)22:30 米国米国雇用統計

ガンマトレードに役立つオプション情報

  • 0.7200 07日(金)24:00
  • 0.7160 07日(金)24:00巨大
  • 0.7150 11日(金)24:00
  • 0.7120 04日(火)24:00
  • 0.7025 06日(木)24:00
全てのオプションは、現状レートよりも下にあり、緩やかな上昇トレンドの押し目をつけにきても、0.7200~0.7160のサポートが非常に強力であるという事実を示している。

日足テクニカル分析(フィボナッチ)

画像をクリックすると、別画面でフルHD表示できます。

0.71250の重要なプライスの節目とオレンジ色の移動平均線(3×3DMA)を上抜いた後は、8営業日連続で、ローソク足の実体が3×3DMAを割り込まず、じり高が続いており、0.72500の非常に重要なプライスの節目を挟んでの保ち合いとなっている。
0.72500レベルには一目均衡表の雲のレジスタンスも上値を抑えており、明確に上抜くには、ドル安だけでなく、豪ドル高が必要となってくる。

1時間足テクニカル分析(ダウ理論)

画像をクリックすると、別画面でフルHD表示できます。

0.70819の安値をつけた20日(月)を基準日として、9営業日連続で、階段状に高値および安値を切り上げ、上げダウとなった(一部例外あり)。
ダウ理論的に、上昇トレンドは継続中ではあるが、日々の上昇の値幅は小さく、0.72500の重要なプライスの節目に接近するにしたがって、上値が重くなっている。

重要なチャートポイント

  1. 昨年来高値0.80071・安値0.69922
  2. 注目の高値0.72771・安値0.70819
  3. 直近の高値0.72771・安値0.72438

今週のトレードシナリオ

0.7割れの昨年安値からの自律反発はそれなりに強かったものの、豪ドル自体のファンダメンタルズの弱さから、ドル売りの受け皿になり切れず、0.7250レベルで上値を抑えられる展開である。
急落リスクは低いものの、急上昇の可能性も低く、0.7250アラウンドでの保ち合いになる可能性が高いと思われる。

6.豪ドル円のトレード戦略

ガンマトレードに役立つオプション情報

現状、為替相場に影響を与えるオプションは確認できない。
先週高値から反落した場合にはサポートとして機能すると思われるが、現状ではレートが離れており、相場に与える影響はほとんどない。

日足テクニカル分析(フィボナッチ)

画像をクリックすると、別画面でフルHD表示できます。

オレンジ色の移動平均線(3×3DMA)をローソク足の実体が上抜いてから、9営業日連続で、3×3DMAを割り込まず、上昇トレンドが継続中であるが、フィボナッチ・リトレースメントの38.2%ラインの83.058を上抜いてからは、上値が確実に重くなっている。
83.750のプライスの節目をいったん上抜いてはいるが、次の重要なプライスの節目85.000に到達するまでのモメンタムには欠ける。

1時間足テクニカル分析(ダウ理論)

画像をクリックすると、別画面でフルHD表示できます。

80.268の安値をつけた20日(月)を基準日として、9営業日連続で高値および安値を階段状に切り上げて上げダウとなった(一部例外あり)。

重要なチャートポイント

  1. 昨年来高値88.251・安値77.892
  2. 注目の高値83.748・安値80.268
  3. 直近の高値83.748・安値83.320

今週のトレードシナリオ

豪ドル米ドルの上値が重いため、円安を主なドライバーとしてじり高を続けているが、株高・原油高のリスクオフによる円安トレンドが円高に転換すれば、急反落のリスクもあり注意したい。

85.000の重要なプライスの節目までは届かず、反落する可能性が高いと想定している。


Weeklyレポートで提示したトレードシナリオに対する検証を、火、水、木発行のレポートで行うルーティンになります。
引き続きよろしくお願いいたします。

このブログの最新更新情報は、twitterでお知らせしますのでフォローをお願いいたします。


上野ひでのり