【上野ひでのりプロFX】今週のトレード戦略 2021年11月28日(日)

【上野ひでのりプロFX】本日のトレード戦略 2021年11月18日(木)


このブログでは、下記の情報を完全無料で毎営業日提供することにより、個人FXトレーダーの必勝を全力でサポートします。

FXトレードで継続的に収益を上げるために必ず知っておくべき重要情報をリアルタイムにお届けしますので、プロに負けない優位性の高いトレードシナリオを再現できるようになります。

1.為替相場の値動きの最大要因である米国金利の最新情報
2.主要通貨ペアの値動きの概況
3.ドル円トレードの勝てるシナリオ提供

ドル円以外の通貨ペアの詳細な相場情報については、【有料】トレード戦略レポート会員用ブログで公開します。
2021年11月30日までは、毎営業日、無料でご覧いただけますので、ぜひご覧ください。

できる限りビジュアルベースで分かりやすい簡潔な説明を心がけます。

最後のまとめは、音声(インターネットラジオ)で収録していますので、各種グラフやチャートを読み取るのが苦手な方は、先にラジオを聞いていただくことをおすすめします。
最重要ポイントについて、上野ひでのりの肉声で解説します。

為替相場を動かす3大要因は下記の通りです。

  1.  金 利
  2.  投 機
  3.  実 需
特に、金利と投機の動向については、多角的に分析した最新データを提供します。
実需の動向については、何か特別なフローが判明した場合、随時お知らせします。

【まとめ】音声解説(インターネットラジオ)

為替相場概況

このDailyブログをお読みいただく前に、下記のWeeklyブログをお読みください。

【上野ひでのりプロFX】今週のトレード戦略 2021年11月14日(日)

17日(水)のドル相場は、米国株、WTI原油先物などのリスク資産が調整安のリスクオフに傾き、資金がリスクフリー資産である米国債買いに向かったため、利回りは低下し、ドル相場を圧迫した。
27時に行われた米国20年債の入札は不調であったが、債券相場は堅調で、利回りの低下傾向は継続した。

ドル円は東京タイム入り前の早朝に114.969という115円の節目に迫る高値をつけたが、その後は戻り売りに押され上値の重い状況が続いた。
欧州タイム入り後の高値は114.948止まりで、その後は高値圏で揉み合った後、NYタイムに入って上記ようなリスクオフの流れが鮮明になり急落。
114円を割り込み、113.932の安値をつけた。引けにかけては114円台を回復している。

株安、原油安というリスクオフは、一時的な調整安の範囲であり、ドル円は115円寸前まで迫りながらも、分厚い壁に阻まれた格好で、いったん利益確定売りが出やすい地合いとなった。
しかし、上昇のモメンタムは失っておらず、115円台に乗せる一段高に向けての調整局面であろう。
ただ、目先の目標達成感はあり、調整局面が数週間に及び長引く可能性もあり得る。

昨日は、重要な経済指標の発表もなく、FRB要人発言が続いたが、前日のブラード・セントルイス連銀総裁ほどのインパクトはなく、相場に影響は与えなかった。

日本時間の昨日早朝に、バイデン大統領が、4日以内にFRB議長を指名すると明言しており、今週末までには確定情報が報道されると思われ、ヘッドラインリスクを忘れないようにしたい。
マーケットの初動は、パウエル氏再任ならドル高、ブレイナード氏新任ならドル安に傾く可能性が高いと思われる。

昨日の通貨の強弱と売買動向

対米ドル通貨強弱(前日比)


昨日は円が最強となり、ドル円およびクロス円は全て下落した。
昨日16時に発表された英国消費者物価指数(CPI)は予想を上回る非常に強い数字となり、再び12月の利上げ期待を復活させ急反発となった。
原油安のリスクオフのため資源国通貨は弱い。
ユーロドルは東京タイムに暴落したものの、すぐに値を戻し、欧州タイム入り以降は1.3000のラウンドナンバーのサポートがしっかりの展開で、いったん下げ止まっている。

ドルインデックス DOLLAR INDEX SPOT(DXY) 日足チャート

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ドルインデックスは、93~94の揉み合いを上抜け、一時96.241まで上昇した。
ユーロドルが終値ベースでほぼ動かずだったが、ドル円下落、ポンドドル上昇で、ドルインデックスは反落となった。
依然として2020年7月以来の高水準となり、ドル全面高を示している。
直近の高値更新については、57.6%の構成比のユーロドルの急落が貢献した形である。
ちなみにドル円は13.6%、ポンドドルは11.9%の構成比である。

為替トレードに必須! 必ず確認しておきたい関連相場情報

ダウ平均株価 日足チャート

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市場最高値更新をつけた11月8日以降、米国金利の上昇の影響もあり、7営業日連続で押し目の時間帯に入っている。
昨日の株価下落が米国金利を押し下げた側面もあり、今後は、株価と金利は微妙なバランスを保ちながら、どちらも緩やかに上昇を続ける可能性が高いと思われる。

WTI原油先物 日足チャート

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需要の急増に対し、産油国が増産に応じない状況から、8月23日の61.76ドルの押し目から急騰、10月25日に85.39ドルをつける過程で、大幅な円安が進行した。
しかし、足元の在庫は増加しており、85ドル水準が強力なレジスタンスとなりそうである。
85~90ドルが需要減を招かない限界値であると考える市場関係者が多く、悪いインフレ(スタグフレーション)懸念と連動する円安が、これ以上加速する可能性は低いと思われる。
昨日は80ドルを明確に割り込む相場となり、円高が進行するきっかけとなった。直近の押し安値は77.37ドルである。

ドル円のファンダメンタルズ

米国の経済環境と今後の金融政策

  • 米国株主要3指数が史上最高値を更新中
  • 足元のインフレが加速している状況の中、FRBの「インフレは一時的(transitory)」の見通しが誤っている可能性
  • 11月から量的緩和の縮小(テーパリング)を開始し、2022年半ばで終了見込み
  • FRBの要人発言では、利上げを急ぐ局面ではないと繰り返すが、市場では2022年末時点で2回以上の利上げを80%以上織り込んでいる。ブラード・セントルイス連銀総裁は、16日にこの見通しに賛成した。
  • FRB議長人事が大詰め。パウエル議長の再任確率が下がり、ブレイナード理事の就任の可能性が高まりつつあるが、よりハト派(緩和的)な議長の誕生は、利上げ確率を下げ、一時的なドル反落を招く可能性がある。

米国と日本の10年債利回り(長期金利)の格差とドル円相場


実質金利の比較より簡便な名目金利の比較を行っている。
利回り格差の拡大がドル円相場の上昇につながるというのが理論的であるが、必ずしも比例的には動かないので注意したい。
日本の10年債利回りの変動は非常に小さいため、米国10年債利回りを長期金利のベンチマークとして、ドル円相場の方向性と重ねるという利用のしかたで良いだろう。

ドル円相場に特に影響を与えるイベント

  • 18日(木)22:30 米国新規失業保険申請件数・失業保険継続受給者数
  • 18日(木)22:30 米国フィラデルフィア連銀景況指数
  • 18日(木)24:00 米国景気先行指数
  • 16日(火)~19日(金)まで、FRB要人発言が続く
  • 未定 FRB議長人事が決定(パウエル氏かブレイナード氏)
経済指標よりも、FRB議長人事を含めて、要人発言が相場を大きく動かす可能性が高い。
昨日のブラード・セントルイス連銀総裁のように要人発言はタカ派(利上げに積極的)に傾く可能性が高くドル高を促進しそうである。
しかし、FRB議長がブレイナード氏に決定した場合には、ハト派の印象が強く、一時的に大幅なドル反落を招くリスクがあるので注意したい。
人事発表は今週中(日本時間の土曜日午前中まで)に行われる予定で、時間帯は日本の深夜から早朝になる可能性が高いと思われるが、不意打ちを食らっても大丈夫なように準備しておきたい。

ドル円のガンマトレードに役立つオプション情報

「ガンマトレード」とは、大きめのオプションの権利行使価格(ストライク)に対して、期限日のNYオプションカット(24時)に向けて行われる優位性の高いトレードである。
オプションカットの直前まで、ストライクを上回れば売り、下回れば買いのポジションが増加していきストライクに収れんしていく値動きが典型的である。

  • 115.000 18日(木)24:00
  • 114.750 19日(金)24:00
  • 114.500 18日(木)24:00
  • 114.250 18日(木)24:00 25日(金)24:00
  • 114.200 18日(木)24:00 23日(火)24:00
  • 114.000 24日(水)24:00
  • 113.950 18日(木)24:00
  • 113.900 18日(木)24:00
現状では、大きめのオプションが確認できないが、しばらくは、上記オプションの上限と下限内でのレンジが想定されるため、値を寄せやすい節目のプライスとして意識しておきたい。

その他の主要通貨ペアに影響を与えるイベント

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ドル円のテクニカル分析

日足分析(フィボナッチ)

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フィボナッチ・エクスパンションによるOP(メインの高値目標)は、115.850となっており、2021年内の高値めどと考えるが、到達可能性は現状では50%程度であろう。
115.000のプライスの節目のレジスタンスは非常に強力であり、一時的なオーバーシュートで10~15pips程度上抜くことがあったとしても、その後反落となるケースが多いであろう。

1時間足分析(ダウ理論)

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米国CPIショックの前日の9日に112.725の深めの安値をつけ、この日を基準日として、5営業日連続で高値・安値を切り上げており(一部例外あり)、上げダウ継続中であったが、昨日は高値を更新、安値も更新で、日足としては高値圏での包み足の陰線引けになってしまい、反落のサインを点灯させている。

重要なチャートポイント

  1. 年初来高値114.969・安値102.592
  2. 注目の高値114.969・安値112.725
  3. 直近の高値114.239・安値113.877

今週のトレードシナリオの中間検証

15日(月)に114円台乗せ、16日(火)から114円台キープで、旧年初来高値114.699を目指すという流れは想定通りである。
しかし、17日(水)東京タイム入り直前に114.969までの上昇は、意外感があり、ややオーバーシュート気味であったため、115円の分厚い壁に阻まれて急反落となっている。

ダウ理論的には、短期的に、明確なトレンド転換のシグナルが出ていると考えられ、本日は、昨日の安値を更新し、いったん113.750~500の節目のサポートを試す可能性も想定しておきたい。

本日は特別重要な経済指標の発表は予定されていないが、引き続きFRB要人発言に注意したい。
本日23:30、28:00、29:30と、断続的にFOMCの投票権を持つ理事の講演が複数入っており、タカ派コメントが米国金利とドル相場を大きく押し上げる可能性に着目したい。


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上野ひでのり