上野ひでのりオンラインサロン始めました。

「ディナポリ・レベル(DiNapoli Levels)」を利用した短期トレードの実例

トレンド相場のトレード戦略

重要なリアクションポイントに達する直前までトレンドを追いかけて、その値ザヤを抜きます。
まずは、スラストを発見しましょう!

スラスト(Thrust)とは?

足元でぐいぐい進行する強いトレンド

3×3DMAオレンジラインの上(下)に、ローソク足が終値レベルで、最低8本、望ましいのは15本以上並ぶことです。
上に並べば「上昇スラスト」下に並べば「下降スラスト」と呼びます。

オレンジラインとローソク足の距離が遠くなればなるほど、より強烈なスラストと言えます。
スティープな(傾斜が強い)スラスト中の1~2本のわずかな下抜け(上抜け)は許容します。

下降トラスト発生時の実例

GBP/USD 15分足 2020年10月13日22時頃

このチャートの例では、13本の強烈な下降スラストが発生した後、急反発からの保ち合いでオレンジラインを横抜いたものの、再度14本の強烈な下降スラスト第2弾を発生させています。

このケースのように、急激な下落局面が続くと、いったん明確な急反発⇒しばらく保ち合いになってから、再度大きく下落というパターンが多いのです。
すなわち戻り売りの絶好のチャンスです。

したがって、強烈な下落スラストを発見後に、いったん反発となった時点で、その戻りを叩くという戦略は非常に優位性が高いと言えます。
このような相場の性質を利用するのが、次に述べる「シングル・ペネトレーション」での戻り売りというトレード戦略になります。

シングル・ペネトレーション

ジョー・ディナポリが「ブレッド&バター」と呼ぶ日常的なトレードチャンスですが、「天の恵み」とも呼び、勝率の高さに日々感謝しているそうです。

「シングル・ペネトレーション(Penetration=貫通)」は、上昇スラストあるいは下降スラスト成立状態から、初めてローソク足が終値ベースで、3×3DMAオレンジラインを下抜けあるいは上抜けすることをいいます。

前ページの13本の完璧な下降スラストから、シングル・ペネトレーションを示現した時点で、高値リアクションポイント(A)から安値リアクションポイント(B)に、「フィボナッチ・リトレースメント」を引き、戻り売りレベルを事前に想定しておきます。

38.2%ライン1.2993は、1.3000という重要な節目のプライスにも近く、かなり強力なリアクションポイントですから、ここに最接近したところで、迷わず「戻り売り」です。

リアクションポイント(B)の安値を更新し続けてスラストが継続すればポジションキープ、オレンジラインを横抜けすれば、スラスト終了で「利益確定」となります。

トレードルールとしては非常に単純であり

  1. スラスト発生の判定ができること
  2. フィボナッチ・リトレースメントを正確に引けること
この2点さえ繰り返し練習して習得できれば、世界最上級の戻り売り(押し目買い)スキルで、強烈なトレンドに乗り遅れず大きな収益化が望めます。

戻り売り条件を満たしエントリーしてから15本目(4時間弱)で最大利益となり、80pips程度の収益となります。
私のリアルトレードでは、エントリーのタイミングが若干遅れ、利益確定のタイミングが早かったので、54.7pipsの利益となりました。]

GBP/USDは「上野式為替サヤ取り」対象通貨ペアの中で、最もボラティリティが大きい通貨ペアです。
分かりやい一方通行のトレンドになった場合には、早ければ1時間以内、長くても4時間程度で50pipsの値幅が取れることも珍しくはありません。


極狭のレンジ相場で威力を発揮するリアクション狙いの上野式スキャルピング

重要度レベル普通のリアクションポイントから小反発した値ザヤを1~3pips程度、丁寧に抜いていきます。


「上野式為替サヤ取り」では、ダウ理論でいう「明確な反転シグナル」に繋がるリアクションポイントを常時把握していますので、「このプライスレベルは鉄板のレジスタンス」であるというような評価を正確に行うことができます。

したがって、このような鉄板のレジスタンスやサポートを頼りに、リアクショントレード(いわゆる逆張り)を狭いレンジ相場の中で行うこと、小反発(リアクション)の値幅をスキャルピング的に抜いていくことは、さほど難しくありません。

スキャルピングで狙える値幅は、1~3pips程度が通常なので、できるだけスプレッド負担が小さな通貨ペアを選択したいところです。
USD/JPYについて、私が契約しているブローカーでのスプレッドは0.2pipsです。非常にトレードコストが小さいので、スキャルピングには絶好と言えます。

という訳で、私はUSD/JPYの極狭レンジのリアクショントレードを主に東京タイム前場に行っています。

トレンドフォローではないので、トレード中の1分足、5分足にフィボナッチを引いたりはしません。

東京タイム前場での値幅の期待値は、15~30pips程度になりますので、頼りにするのは

  1. 25pips単位のプライスの節目(さらに分解して5pips単位のプライスの節目)
  2. 当日、前日の高値と安値
  3. 1分足のオレンジラインのレジスタンス&サポート
  4. 1分足の一目均衡表の雲のレジスタンス&サポート
  5. デイリーPivot
などのリアクションポイントになります。

2020年10月13日の東京タイム前場に行った実際のトレードの記録がありますので、ご参照ください。
USD/JPYのみで、9:00開始、11:30終了、2時間半限定のトレードです。

下向きの矢印がショートエントリー、上向きの矢印がロングエントリー、チェックマークが利益確定、バツ印がロスカットです。
私のリアルトレードの結果は下記の通りです。

  • 09:00~09:02 ロング  105.476 ⇒105.499 +2.3pips
  • 09:07~09:11 ショート 105.497 ⇒105.481 +1.6pips
  • 09:07~09:11 ショート 105.497 ⇒105.481 +1.6pips
  • 09:07~09:11 ショート 105.497 ⇒105.481 +1.6pips
  • 09:53~09:54 ショート 105.459 ⇒105.425 +3.4pips
  • 10:18~10:20 ショート 105.400 ⇒105.367 +3.3pips
  • 10:24~10:29 ショート 105.368 ⇒105.341 +2.7pips
  • 10:47~10:51 ショート 105.352 ⇒105.336 +1.6pips
  • 11:07~11:16 ショート 105.349 ⇒105.349 +0.2pips
7勝1敗 +13.9pips

毎朝2時間半のルーティンワークで、最低10pipsの利益を確保することが目標ですが、目標を下回ることは少なく、平均で12.3pips程度の利益を確保できています。

ディナポリ・レベルは、短期トレードでも有効に機能するから信頼できるんだ。

上野ひでのり

「ディナポリ・レベル(DiNapoli Levels)」を搭載した「上野式為替サヤ取りチャート」
エントリーシグナル判定用のチャートを過信するのは、百害あって一利なし
こんなチャートは決して使用してはいけない。